TOKYO FMのラジオ番組「JUMP UP MELODIES」のパーソナリティとしてもおなじみの人気放送作家・鈴木おさむが、企画・脚本・演出を手掛ける舞台「芸人交換日記」。ゲネプロ&取材会が2月20日(火)にTOKYO FMホールでおこなわれ、鈴木おさむ、小森隼(GENERATIONS)、陣(THE RAMPAGE)、アンジェリーナ1/3(Gacharic Spin)が出席しました。

(左から)鈴木おさむ、小森隼、陣、アンジェリーナ1/3


本作は、結成11年目で、いまだ鳴かず飛ばずのお笑いコンビ“イエローハーツ”が、現状を変えるべく始めた「交換日記」で本音をぶつけ合う、おかしくも切ない「絆」の物語。鈴木が雑誌「Quick Japan」で2009年に連載開始したものが原作で、2011年に小説「芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~」(太田出版)が単行本化され、これまでに舞台のほか、朗読劇、映画とさまざまなメディアで展開されています。

2024年3月末をもって放送作家業と脚本家業を辞めることを発表した鈴木にとって、今回の舞台はキャリア最後の公演となります。鈴木は「この物語は『夢を諦める』が1つのテーマです。最後にこの作品を上演して(放送作家を)辞めていけるなんて、こんなに幸せなことはないと感じております」と思いを述べました。

イエローハーツ・田中役を演じる小森にとって、「鈴木おさむさんは成長を導いてくれた“師匠”のような存在」と言います。最後となる公演出演について、「寂しさと、最後の最後に大きなマルを付けたいなという決心もありました。今まで教えていただいたすべてを返せるように、『あの舞台がすごくよかったよ』と言っていただけるよう、頑張りたいなという気持ちで稽古に取り組んできました」と話します。

主人公の田中役を演じる小森隼


イエローハーツ・甲本役を演じる陣は「この作品を見てくれた方々の心に残ればいいな。という思いでゲネプロを演じさせていただきました」と話し、「その日にしかない舞台の表現があると思いますし、楽しみながら10公演を全力で走りきりたいと思います」と意欲を見せました。

もうひとりの主人公の甲本役を演じる陣


そして、今作が舞台初挑戦となるアンジェリーナ1/3は、「みなさんが本当に暖かく迎えてくださり、毎日の稽古が楽しくて、生きる活力になっていました」と心境を明かします。「自分の夢の原点を回収したくなるような作品に携わることができて幸せです。その思いをたくさんの人に届けていきたい」と意気込みも語りました。

舞台初挑戦となるアンジェリーナ1/3


ゲネプロを観て、鈴木は3人の芝居にたしかな手ごたえを感じたそうで、演者たちに感謝の気持ちを述べながら、「この物語をたくさんの人の目に焼き付けてもらいたいと心から思っています」とコメントしました。

舞台「芸人交換日記」はTOKYO FMホールで2月20日(火)から25日(日)まで上演します。

舞台「芸人交換日記」



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配信視聴チケット価格:3,300円(税込)
配信内容:2月25日(日)16:00の部
アーカイブ視聴期限:3月3日(日)23:59まで

チケット販売ページはこちら
https://geinin-koukannikki.com/
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<舞台概要>
タイトル:鈴木おさむ企画・脚本・演出 舞台『芸人交換日記』
開催日時:2024年2月20日(火)~25日(日)
開催場所:TOKYO FMホール(千代田区麹町1-7
出演:小森隼(GENERATIONS)、陣(THE RAMPAGE)、アンジェリーナ1/3(Gacharic Spin)
企画・脚本・演出:鈴木おさむ
主催:TOKYO FM
後援:ゴーイングメリー、LDH
鈴木おさむ、放送作家キャリア最後の舞台「芸人交換日記」公演がスタート 作品に込めた思い明かす「たくさんの人の目に焼き付けてもらいたい」