株式会社最中屋(本社:京都府京都市、代表取締役 CEO:結城 崇)は、介護サービス事業所に特化した実践的BCP(事業継続計画)の策定支援と避難訓練・備蓄品管理の自動化を行うアプリケーション「アワテズ」を2024年6月にリリースします。


■アワテズとは

アワテズは、介護サービス事業所が直面する自然災害への対応強化と、事業継続のための準備を支援します。 アワテズなら、事業所ごとの立地と特性に合わせた災害想定を元に、避難訓練計画から備蓄品管理までを一元化。災害時には、職員が迷わず行動できるような訓練を提案します。

■令和6年介護報酬改定におけるBCP策定等の義務化


介護保険法は厚生労働省令において、

1.BCPを策定し、その計画に従って必要な措置をとること
2.BCPについて周知するとともに、必要な研修及び訓練を定期的に実施すること

3.定期的にBCPの見直しを行い、必要に応じてBCPの変更を行うこと

が定められており、経過措置の終了に伴い、令和6年4月1日から義務化されました。 BCPの策定ばかりが注目されていますが、厚生労働省令は、BCPの周知や定期的な研修・訓練、BCPの見直しを要求しています。つまり、単にBCPを作りっぱなしでは、コンプライアンス違反となってしまうのです。
アワテズは、自然災害BCPにおいて2.3.の義務を満たして、実践的な災害対策を提案します。

■アワテズによるBCP周知

また、アワテズは、新入職員や派遣職員も含め、全職員が常に最新のBCPを把握できるように設計されており、避難訓練に参加できなかった職員でもスマートフォンを通じて訓練内容を確認できます。このため、新人研修などでのBCPの周知も可能です。


■アワテズによる避難訓練

アワテズは、災害時に職員が適切な行動を迷わずとれるように訓練することで、利用者と職員の命を守りたいという想いから生まれました。このため、アワテズでは、災害時に混乱してしまうような複雑な行動を提案しません。複雑な判断を迫られる状況下で、迷いなく適切な行動を取れるように、シンプルで実践的な避難訓練を提供します。また、デジタルとアナログの両方に対応した避難訓練を提案。災害時にスマートフォンの電源が入らなくても、訓練通りに行動可能です(近日特許出願予定)。


■アワテズによる備蓄品管理

アワテズは、備蓄品の管理を自動化し、消費期限が近づいた食料品やカセットガス等の必要物資の注文を簡単に行える機能も備える予定です(近日特許出願予定)。これにより、日常の管理業務の負担を軽減し、いざという時に備えます。


BEFORE

AFTER

■アワテズによるBCP更新

アワテズは、使いやすいユーザーインターフェイスにより、BCPの更新が簡単にできます。職員や施設のご利用者様のデータを保有し、これを更新することで、簡単にBCPを最新の状態に保てます。


■導入目標と展望

2026年中に2,500以上、2028年中には5,000以上の介護サービス事業所への導入を目指します。「アワテズ」は介護サービス事業所の災害対策を革新します。

■株式会社最中屋 会社概要

本社:     京都府京都市中京区壬生桧町6

創業:     2019年4月11日

設立:     2022年8月16日

役員:     CEO 結城崇、CIO 大槻俊知、西野良和

メンバー:   13名

ビジョン:   まん中でケアする人をおもてなし

ミッション:  ケアする人により良い意思決定ができる情報(選択肢)を必要なタイミングで届けること

バリュー:   ドメイン知識 × テクノロジーで答えを出す

事業内容:   人材不足が深刻化する介護分野の「産業化」と「生産性向上」を達成し、持続可能介護保険制度を確立するためのアウトソーシングサービス(DX/UXコンサル・調査分析・データ活用コンサル・アプリ企画・開発コンサル)、プロダクト企画および提供

主な取引実績: 国立大学法人京都大学医学部附属病院医療情報企画部

        株式会社三菱総合研究所

        株式会社アズパートナーズ

        社会福祉法人弘陵福祉会

        社会福祉法人ときわ会

        KAERU株式会社

        株式会社エブリハ

        ネオス株式会社

        株式会社クラブネッツ

        株式会社TKケア

        (2024年2月22日現在)

■プロダクトに関するお問い合わせ

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また、報道関係者の皆様は、こちらまでご連絡ください。(広報担当:西野)

配信元企業:株式会社 最中屋

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