ミランに所属するイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィが、UEFAヨーロッパリーグ(EL)について語った。21日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。

 22日にELプレーオフ第2戦レンヌ戦をアウェイで迎えるミラン。直近に行われたセリエA第25節モンツァ戦(18日)では4-2の黒星を喫したが、同試合に先発出場したフロレンツィは「もちろんモンツァ戦での敗北には怒りがあるが、我々は勝ったときには超一流選手、負けたときには失敗者というわけではない。ただ、パフォーマンスを裏付ける事象があり、僕たちにはあの敗北の責任がある」とコメント。「あの試合でのミスは、(数的不利の中)2-2に戻ったとき逆転したいと思ったことだった。たとえ10人でも2-0から逆転したかった。でもそれは決して悪いことではないだろう」とも続け、チームとして勝利を目指した姿勢を称えた。

 そして第1戦を3-0で終えているレンヌとの再戦に向けては「明日は厳しい戦いになる。レンヌとのファーストレグの結果について、あまり意識しすぎてはいけないだろう。1試合ずつ戦っていかなければならない。我々は重要なことを目指せる、強いチームであることを知っている」と語り、自信を示した。

 さらにチームメイトであり“10番”を背負うFWラファエルレオンの印象について問われると、「彼は若いが成長のための意欲がすさまじい。ときどきコンディションが良くないこともあるが、彼はアーティストだ!より良い状態になることを信じているよ」とコメントしたフロレンツィ。今シーズンここまで公式戦28試合に出場している32歳のプレーにも、注目が集まる。

ミランに所属するフロレンツィ [写真]=Getty Images