レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英が珍しく記者会見に出席。契約延長やチャンピオンズリーグ(CL)での戦いについて言及した。スペイン『ElDesmarque』が伝えた。

今シーズンもソシエダのエースとして活躍する久保。ここまでラ・リーガで20試合7ゴール3アシスト、コパ・デル・レイで2試合、CLで7試合1アシストを記録している。

その久保は12日にソシエダとの契約を2029年まで延長。大きな注目を集めた中、21日に記者会見に出席した。

ソシエダはラ・リーガでは6位につけている中、CLではラウンド16でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、アウェイでの1stレグを2-0で落としている。

また、コパ・デル・レイも勝ち上がっており、準決勝でマジョルカと対戦。アウェイでの1stレグはゴールレスドローに終わっており、27日に2ndレグを迎える。

タイトル獲得の可能性がある中、最も近づいているコパ・デル・レイについて久保は「ホームで決まるということは常にプラスだと思います。僕たちはそれを考慮する必要がありますし、大事な瞬間なので、ファンが一緒にいてくれることを願っています」とコメント。「0-0のカップ戦は、1stレグで2-0とリードされているチャンピオンズリーグ試合とは同じではありません。それぞれの試合で求められるものは違います」と、2つのカップ戦の位置付けが違うとコメント。古巣・マジョルカとのコパ・デル・レイへ意気込みを語った。

その久保はクラブと2029年までの長期契約を締結。ファンからも多くの愛情を受けている点については「なんでかは分かりませんが、多分僕が良い人だからでしょう。それについて僕が言えることはありません」と、冗談を交えながらも、愛されていることに感謝した。

また契約延長について「双方が幸せであることを意味します。契約の内容は機密事項です」とし、「僕がコメントできるのは、全員が幸せだということ。タイトルを獲得したいと思っています。プロとしてまだタイトルを獲得していないんです」と、ソシエダでプロ初となるタイトル獲得へ意気込んでいる。

一方で、他クラブからの関心は熱を帯びている。しかし「僕はいつも長期的な目標を立てるのが好きではないと言ってきました。ここで満足していますし、離れる必要はないです」と語り、「ここで集中していますし、この先の3カ月はとても激しい戦いが待っています。他のことを考えている暇などないです」と、シーズン終盤の難しい時期に、余計なことを考えてはいられないとした。

その久保はCLでPSGフランス代表FWキリアン・ムバッペと会話を交わした姿が話題となっていた。ライバルであり、自身の古巣でもあるレアル・マドリーに加入する可能性が高まっていることについて問われると、ユーモアを交えて回答し、らしさを見せた。

「彼と話をした時、彼はスペイン語をとても常に話せていました。上達していることがわかりました。何かに向けた準備なんだと思います」





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