日本音楽著作権協会JASRAC)は2月6日著作権の教育・啓発事業「JASRAC著作権アカデミー」の特設サイトを公開しました。教育関係者、一般の方々が著作権を気軽に学ぶことができる各種の情報を発信してまいります。


JASRAC著作権アカデミー」は、音楽をはじめとした著作権制度やJASRACが行う著作権管理事業について、教育関係者や一般の方々のニーズに沿って必要な情報を提供することを目的とした事業で、以下の取り組みを段階的に実施することとしています。昨年10月には、「出張講座JASRACラーニングスクエア」と「講師キャスティング」がスタートしました。


1. 出張講座JASRACラーニングスクエア(2023年10月~開始)

著作権等に関する講義の希望者を公募し、希望される講義の内容に応じた講師をキャスティングして、出張講座を実施します。

2. 講師キャスティング(2023年10月~開始)

専門家を講師として登録し、応募者のご希望に応じて講師をキャスティングします。

3. 寄付講座JASRACキャンパス(2024年4月~予定)

著作権等に関する講座の設置を希望する大学等を公募し、選出した大学等に講座を設置・運営するための費用相当額を寄付します。

4. 教材制作(2024年度中~予定)

「出張講座JASRACラーニングスクエア」および「寄付講座JASRACキャンパス」の教材として、著作権制度や著作権の集中管理の仕組み、JASRACの業務についてまとめたテキストを制作します。

5. 講義・教材の配信(2024年度中~予定)

「出張講座JASRACラーニングスクエア」および「寄付講座JASRACキャンパス」で収録した講義の一部を教材とともにウェブ上で公開します。

特設サイトでは、各事業の応募方法や講師陣を紹介するとともに、出張講座の開催レポートなど最新の情報も掲載しており、今後さらにコンテンツを充実させていく予定です。


著作権教育に関わる学校関係者の皆さまはもちろん、著作権JASRACの仕組みを学びたい方々に有益な情報を発信してまいりますので、ぜひご活用ください。

特設サイト https://academy.jasrac.or.jp/

この事業は「音楽文化事業」の一環で実施しています

音楽の利用者からお支払いいただいた使用料のうち、権利者から作品届等が提出されないために10年を超えて分配できない状態にある使用料を原資として実施する事業です。2019年度の定時社員総会で管理委託契約約款を変更し、委託者の共通の目的にかなう事業(音楽文化事業)として実施することを決めました。事業の内容は、外部の有識者で構成する委員会(音楽文化事業に関する有識者委員会)における調査審議を経て、理事会で決定することとしています。

■一般社団法人 日本音楽著作権協会JASRAC)について
JASRACは作詞家、作曲家、音楽出版社等の権利者から音楽の著作権の管理委託を受け、音楽を利用する方々に利用を許諾し、その対価としてお支払いいただいた著作物使用料を著作権者に分配しています。1939年に国内初の著作権管理団体として設立され、80年以上にわたり、著作権管理のプロフェッショナルとして音楽文化の発展に向けた努力を続けています。

団体名 :一般社団法人 日本音楽著作権協会JASRAC
代表者 :理事長 伊澤 一雅
本部所在地:東京都渋谷区上原3-6-12
設立 :1939年11月18日
URL :https://www.jasrac.or.jp

事業内容 :音楽の著作物の著作権に関する管理事業、音楽著作物に関する外国著作権管理団体等との連絡及び著作権の相互保護、私的録音録画補償金に関する事業、著作権思想の普及事業、音楽著作権に関する調査研究、音楽文化の振興に資する事業

配信元企業:一般社団法人 日本音楽著作権協会

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ