国立大学法人東京学芸大学(学長:國分充、東京都小金井市)は、経済協力開発機構(OECD)との共同研究の一環として、OECD東北スクール(東日本大震災の教育復興支援事業)の直系後継事業に相当する国際共創プロジェクト( https://gakugei-asobiba.org/ )を実施しています。2024年1月1日能登半島地震が発生しましたが、世界でも自然災害だけでなく、戦争や紛争が続いています。また、生成AIなどの新しい技術が急速に発展する中、社会システムの根本となる人々の「価値観」の問い直しが必要となっています。OECD Education 2030が進めている「OECDティーチングコンパス」の国際共創プロセスにおいては、各国の教育現場から、コロナ禍や紛争への対応などが重なり「現場が対応疲弊・改革疲弊」を起こしていると報告もあがっています。OECD本体の議論では、新しい未来を再構築するためには、個別の対応や個別の政策に眼を奪われるのではなく、教育全体をエコシステムとして捉え、個々の対応/政策の「根底にある価値観から問い直す」必要性が強調されています。

 そこで、日本OECD共同研究月間では、テーマを「価値観アップデート~過去を超え、常識を超え、壁を超えて、新しいミライを再構築~」に設定しました。目の前の変化・変革・改革に対して部分対応/部分最適に陥りがちな日常を超えて、「全体最適を見渡す機会」や「様々な価値観を問い直す機会」を皆様と共に創出できればと考えています。立場によって異なる生徒像/教師像、学校像、授業観、研修観、教育観、社会観/国家観などの価値観をアップデートする多種多様なワークショップを下記の通り、開催いたします。
 

 最後に、2024年は、日本のOECD加盟60周年の節目の年となります。この日本OECD共同研究月間は、その節目の年を未来の教育を共に考え、共に創る一年として弾みをつける機会としての位置づけも有しております。

                         記

名称:日本OECD共同研究月間「価値観アップデート~過去を超え、常識を超え、壁を超えて、新しいミライを再構築~」

期間:2023年3月2日(土)~3月30日(土)

場所:オンライン開催(一部対面開催あり)

内容:「価値観アップデート」をテーマに24個(2月22日現在)のワークショップを開催

共催:東京学芸大学、経済協力開発機構(OECD)

◯日本OECD共同研究月間カレンダー

以下の、URLまたはQRコードより各ワークショップの詳細についてご覧ください。

https://docs.google.com/document/d/1TfZaFAbRRZWPVomTTfwIvoYgL74UJW9W1_YIee75EvQ/edit?usp=sharing

<参考>

2023年3月開催の日本OECD共同研究月間:https://gakugei-asobiba.org/workshopdocs

*取材をご希望の方は、下記照会先まで、会社名、氏名、連絡先をご連絡いただければ幸いです。

東京学芸大学 日本OECD共同研究

国際共創プロジェクト事務局

Tokyo Gakugei University, Japan OECD Joint Research

Secretary Office

Email: collective@u-gakugei.ac.jp

HP:https://gakugei-asobiba.org/

配信元企業:国立大学法人東京学芸大学

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