札幌藻岩山スキー場は、市民スキー場として多くの市民に親しまれてきたところですが、施設の老朽化や複数事業者による非効率な運営などの課題を抱えています。
これらの状況を踏まえ、札幌市では、札幌藻岩山スキー場の運営に意欲のある事業者を募り、新たな運営体制を構築することで、利用者のニーズに対応したリフトやロッジ等の施設・設備のリニューアル、グリーンシーズンの活用、藻岩山展望台との連携に向けた検討など、ソフトとハード両面から札幌藻岩山スキー場の魅力アップを図りたいと考えています。
事業者の募集にあたっては、令和5年11月から12月にかけて民間事業者を対象にサウンディング型市場調査を行い、この度、最終的な公募要件を整理したところです。
つきましては、現状のそれぞれ独立した運営体制を見直し、現在リフトやゲレンデ管理をしている株式会社りんゆう観光と一体運営を行う新事業者を募るため、広く民間事業者から企画提案を募集し、事業者を選定することといたしましたのでお知らせします。

1 実施要項

  札幌市役所公式ホームページから「札幌藻岩山スキー場の在り方検討」のページをご参照ください。

  URL:https://www.city.sapporo.jp/sports/moiwa.html

2 募集方式

 札幌藻岩山スキー場の運営への参画を希望する事業者から、札幌市が示す条件に沿った事業計画等の提案を広く公募し、事業の透明性および公平性の確保に十分留意しながら、最優秀提案者の選定を行う。

3 提案を求める事項

(1)スキー場に関する業務実績

(2)札幌藻岩山スキー場の運営方針(市民スキー場・観光拠点の考え方)

(3)地域経済への貢献

(4)施設リニューアルの考え方

(5)各事業(リフトレンタル・レストラン・スクール)の運営手法

(6)持続可能な運営体制(資金計画・収支計画・集客策等)づくりについて

(7)上記(1)~(6)以外の独自提案(提案がある場合)

4 事業者募集のスケジュール

 募集要項の公表        令和6年2月22日(木)

 応募予定者登録の受付開始   令和6年2月22日(木)

 募集要項への質問受付開始   令和6年2月22日(木)

 募集要項への質問受付期限   令和6年2月29日(木)

 募集要項への質問の回答公表  令和6年3月6日(水)(予定)

 応募予定者登録の受付期限   令和6年3月19日(火)

 応募提案資料受付期限     令和6年5月10日(金)

 一次審査           令和6年5月中旬(予定)

 二次審査           令和6年5月下旬(予定)

 審査結果の通知        令和6年5月下旬(予定)

5 事業者決定の流れ

(1)覚書の締結

 札幌市、りんゆう観光、最優秀提案者の3者による覚書を交わし、最優秀提案者を「事業予定者」と決定。以降、藻岩山スキー場の運営体制移行に向けた協議を行う。なお、協議が不調になった場合は、次点提案者(次順位優先交渉権者)と協議する場合がある。

(2)基本協定の締結

 事業予定者は10か月以内に事業案の実施に係る必要事項を定めた「基本計画書」を作成する。基本計画書の作成により協議が整った時点で上記3者による基本協定を締結する。基本協定の締結をもって事業予定者を「事業者」と決定する。事業者は、協定締結後速やかに札幌藻岩山スキー場の運営体制移行に着手するものとする。

配信元企業:札幌市

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ