廃部寸前の弱小バスケットボール部の新任コーチと6人の選手が韓国全国大会を目指す"奇跡の実話"を描いた映画「リバウンド」が、4月26日から公開されることが決定。あわせて、特報とティザーポスタービジュアルが披露された。

【動画】「リバウンド」特報

2012年、交代選手もいないわずか6名の選手で全国大会決勝進出を成し遂げたカン・ヤンヒョンコーチと、釜山中央高校バスケットボール部。韓国全土に衝撃と旋風を巻き起こした実在のチームの"奇跡の物語"が、構想11年の時を経て映画化となった。

バスケットボール選手出身の公益勤務要員(※)であるカン・ヤンヒョンは、解体の危機に瀕した釜山中央高校バスケットボール部の新任コーチに抜擢される。 しかし、全国大会での初試合の相手は高校バスケットボール最強の龍山高校。 チームワークが崩れた中央高は惨敗という恥辱の結果を生み、学校はバスケットボール部解体まで議論するが、ヤンヒョンはMVPまで上がった高校時代を思い出し、再び選手たちを集める。誰も注目しなかった最弱チームの新任コーチと6人の選手がついに2012年の全国高校バスケットボール大会への出場を果たす。(※補足:公益勤務要員=公的な機関で福祉や医療、教育、環境などに関わる仕事をすることが、兵役の代わりになる。2014年に「社会服務要員」という名称に変更になった)。

監督を務めるのは、韓国初の医療サスペンスドラマで日本でもリメイクされ話題となった「サイン」で脚本と演出を手掛け、映画「記憶の夜」など監督としても多くの作品を輩出しているチャン・ハンジュン。脚本は、映画「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」やNetflixシリーズ「ナルコの神」などでも知られるクォン・ソンフィと、Netflixシリーズ「キングダム」、ドラマ「シグナル」などのキム・ウニが担当している。

カン・ヤンヒョンコーチ役は、ドラマ「マスクガール」や映画「シークレット・ジョブ」のアン・ジェホン。徹底的な役作りを行うことで知られており、本作でも実際の人物に近づけるため1週間で10キロの増量を行っている。バスケットボール部の部員には、「魅惑の人」「愛の不時着」「浪漫ドクター キム・サブ3」などの話題作に出演しているイ・シニョンを筆頭に、2AMで俳優としても活躍の幅を広げているチョン・ジヌン、「偶然見つけたハル」「女神降臨」「オー!マイベイビー 私のトキメキ授かりロマンス」のチョン・ゴンジュ、ドラマ「恋慕」のキム・テクといった新鋭俳優たちが、実際にバスケットボールのトレーニングをして撮影に挑んでいる。

特報は、バスケットボール選手出身だが指導経験ゼロのヤンヒョンコーチと、廃部寸前の崖っぷちバスケットボール部員6人が全国大会を目指した挫折と栄光の日々を、熱狂的な試合シーンと共に鮮やかに切りとったもの。ほぼCGなしのリアリティにこだわったダイナミックな映像と、トレーニングを積んだ俳優陣の力強いプレーに期待が高まる。

「リバウンド」は、4月26日から新宿ピカデリーほか全国公開。ムビチケ前売券(オンライン)は、2月23日正午から発売。ムビチケ前売券(オンライン)購入者特典は、オリジナル壁紙。ムビチケ購入&鑑賞者特典は、ムビチケデジタルカード「リバウンド」韓国版ポスターデザインとなっている(前売券購入期限は、4月25日23時59分まで)。

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