山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送は、ゲストに河合郁人(かわい・ふみと)さんを迎えお送りしました。


(左から)パーソナリティの山崎怜奈、河合郁人さん



◆河合郁人“グループ脱退”に言及

昨年12月21日(木)に東京・帝国劇場でおこなわれたA.B.C-Z主演舞台「ABC座星(スター)劇場2023 ~5 Stars Live Hours~」の千秋楽をもって、河合さんはA.B.C-Zを脱退。まずは今の心境を聞いてみると、「千秋楽が終わってすぐレギュラーのラジオ番組の収録があって、そこからも毎日いろいろなお仕事をしているので……正直、まだ(脱退した)実感があまり湧いていない状態なんですよね」と言います。

グループを脱退した理由の1つに“40歳までに自分がMCの冠番組を持つため”と明かしていますが、これは30代に突入して思い始めたことだと言います。

「20代の頃は“30歳までにグループでレギュラー番組を持ちたい”“○○でコンサートがやりたい”という目標を立てていて、30歳を過ぎてバラエティや情報番組にも出させていただくようになって、その当時からずっと憧れていたMCをする機会も増えてきたんですけど、“大成功した”という実感がなかったんですよね。それで、30代中盤に“もっと勉強して(MC業を)確立していかないと”という思いが強くなりました」と振り返ります。

そして、自身の夢のために20代からいろいろ下積みをしてきたそうで、「僕は23歳でデビューしているんですけど、しばらくはバラエティに出たくてもチャンスがなくて。でも、そのあいだに放送作家や芸人さんにいろいろ教えていただきました」と語ります。

特にフットボールアワー後藤輝基さんとは親交が深く、「よく飲みに連れて行ってもらっていて、もちろん後藤さんのしゃべりも面白いんですけど、僕は後藤さんの後輩の方が、その場をどう盛り上げ、話をつないでいるのかを学んで、(感じたことを)家に帰ってメモしていました」と熱弁。ほかにも、自宅でバラエティ番組を観ながら、MCがゲストにした質問をテレビの前で答える練習をするなど、地道な努力を重ねてきたそうです。

そんな河合さんですが、ソロになって以降、ふと寂しさを感じることもあるとか。「今までグループでいたときは1人で戦っていても帰る場所があったんですけど、今は帰る場所がない。“1人なんだな”って思うことはちょこちょこありますね」と話していました。

<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/
「冠番組を持つ」ためにグループを脱退…河合郁人が現在の心境を語る「1人なんだな”って思うことはちょこちょこあります」