川西バイパスの1期区間が開通します。

長井南バイパスと接続

山形県は2024年2月15日、国道287号「米沢長井道路」のうち、川西市内で建設を進めてきた「川西バイパス」の1期区間が3月9日14時に開通すると発表しました。

米沢長井道路は、米沢市窪田町と長井市泉を南北に結ぶ延長19.4kmのバイパスです。南から順に米沢北・米沢川西・川西・長井南の4バイパスに分けて整備が進められており、現在までに米沢北(3.4km)と長井南(6.3km)の2バイパスが開通しています。

今回開通するのは、川西バイパス(5.7km)の北半分である川西町大字中小松から同町大字西大塚までの1期区間2.9kmです。南側は県道7号高畠川西線、北側は長井南バイパスに接続します。道路は幅13m、2車線、通行無料です。

なお、3月9日15時には、長井南バイパスと接続する国道113号梨郷道路(新潟山形南部連絡道路)も開通します。

川西バイパス(1期)と梨郷道路が相次いでつながることで、新潟・村上や仙台・山形方面から川西町へのアクセス性が向上します。

ちなみに将来、米沢長井道路の全線がつながると、米沢市中心部から川西町までの所要時間は約15分短縮。さらに、梨郷道路と接続し、福島・米沢から新潟・村上方面へ向かう際の近道となることも期待されています。

鬼面川に架かる国道287号米沢長井道路「米沢北バイパス」の豊穣橋。2023年12月に開通(画像:山形県)。