来るんですよココ大型が!

「非名阪」の激セマ区間にバイパスが!

三重県は2024年2月22日国道25号亀山市加太地区で進めていた道路改良事業が26日(月)に完了すると発表しました。

当該箇所は、東海と関西を結ぶ大動脈となっている国道25号名阪国道」の旧道、通称「非名阪」の改良です。とりわけ幅員が狭く、“酷道”と揶揄されることもあった加太の集落を抜ける区間の並行道路を改良し、780mのバイパスを整備しました。

加太地区の国道25号は最小幅員「3m」という極めて狭い区間があります。名阪国道で事故や悪天候による通行止めや渋滞が発生すると、そこへ多数のクルマが迂回してくるため、地域の人々の通行に支障をきたしていたといいます。

新しい道路は幅員7mで、2車線(それぞれ幅2.75m)と路肩を確保。決して広いとは言えないものの、大型車の通行などはだいぶラクになるでしょう。

加太地区では2023年3月にも、JR関西本線クランク状に交差する狭隘な踏切部が改良されています。「非名阪」も少しずつ、その姿を変えてきています。

完成した国道25号加太地区のバイパス区間(画像:三重県)。