大谷翔平・ロサンゼルス・ドジャース

 

 

 

25日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、江川卓氏がロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手の「好調の要因」を分析した。

 

■MLBのキャンプを特集

番組はアメリカ・メジャーリーグスプリングキャンプを特集。

そのなかでドジャースの大谷選手が、右肘手術後初めて実践形式の打撃練習に登場し、右中間にホームランを放つ様子が紹介された。

 

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■江川氏が大谷選手本塁打数アップの要因を分析

江川氏は大谷選手について「大谷さんの成績が、ここ3年良くなったんですけど 」と指摘。

関口宏が「どういうことですか?」と質問すると「今まではホームランをそんなに打たなかったんですけど、3年前からホームランを打つようになった」と江川氏は語る。

続けて「どうしてそうなったかということなんですけど、これはピッチャーバッターを両方やっている二刀流なので、どうしても疲労を少なくしようとすると、あんまり走らなかったんですよね」と指摘した。

 

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■走り込みが好影響?

さらに江川氏は「それを走るということに、考え方を変えたので。成績を見ると三塁打が3年前に突然8本と増えているんですよ」と分析する。

そして「走るということを自分で起こしてきたら、下半身が強くなって、ホームランが出るようになって、ホームラン王を取ったということになると思うんですけどね」と話す。

関口が「今年はホームランがもっと増える?」と声をかけると、「すごく今、走っていますよね、トレーニング。盗塁じゃなくて、下半身を鍛えるということをやっているので、今年も期待できるかもしれませんね」と江川氏はコメントした。

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■関口がツッコミ

話を聞いた関口は「江川さんは走らなかったよね?」とツッコミを入れる。

すると江川氏は苦笑いを浮かべ、「そういうイメージだけです、イメージだけ。走っていました」とコメント。

読売ジャイアンツの後輩・上原浩治氏は関口の発言に笑顔を浮かべ、大谷選手についてはコメントしなかった。

 

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■21年に46ホームランを記録

大谷選手は2021年に46ホームランを記録し、打者としての成績を大幅に向上させている。

2023年に44本ホームランを放ち、日本人初のメジャーリーグホームラン王を獲得した。

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