2月24日(土)と25日(日)の2日間、Kアリーナ横浜神奈川県横浜市)にてライブイベント「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-4 MILLION THE@TER!!!!」が開催。初日となったDAY1は3時間半にわたり、全44曲を駆け抜けた。ここではその模様を速報でお届けする。

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恋愛ソングからヤンデレ楽曲まで…10年間を詰め込んだセトリに熱狂

本公演は昨年より開催されているライブツアー「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR」の最終公演として埼玉、名古屋、福岡に続く、10thツアーの集大成と位置づけられており、この日は「アイドルマスター ミリオンライブ!」より32人のキャストが出演。オープニングにはDAY1の出演者全員がステージに集結し、プロデューサー(ファンの総称)待望の「Welcome!!」を一曲目に披露し、早くも会場はただならぬ熱気に包まれた。

この日は全部で5つのブロックに分かれており、最初のブロックではミリオンライブ!初のユニット楽曲として知られる「Legend Girls!!」が届けられ、さっそく10周年の積み重ねてきた歴史を実感することに。続く3曲目の初めに、猫耳姿の野々原茜役・小笠原早紀さん(以降、敬称略)からソロ楽曲のメドレーが多数展開されることが明かされると、「AIKANE?」(小笠原早紀)、「FIND YOUR WIND!」(平山笑美)、「Only One Second」(駒形友梨)、「SUPER SIZE LOVE!!」(大関英里)とそれぞれが担当するアイドルの楽曲を力強い歌声で元気いっぱいに届けた。その後、再びユニット楽曲から、オリメン(オリジナルメンバー)による「ゲキテキ!ムテキ!恋したい!」と「ショコラブル*イブ」という”恋”がテーマの2曲が続けて披露され、(少し遅めの)バレンタイン気分を味わえた一幕も。

Legend Girls!!
ゲキテキ!ムテキ!恋したい!
ショコラブル*イブ

MCを挟み、続く第2ブロックは2021年にゲーム「ミリシタ」内で始まった群像劇シリーズ「聖ミリオン女学園」より「花びらメモリーズ」をオリメンで、同じくゲーム内で昨年公開された”ヤンデレ”がテーマの楽曲「スペードのQ」を郁原ゆう雨宮天斉藤佑圭の3名でそれぞれ披露。作品の世界観にのめり込まれるような空間が作り上げられた。

花びらメモリーズ
スペードのQ

以降も先程同様に「Border LINE→→→♡ 」(山口立花子)、「オレンジの空の下」(末柄里恵)、「STEREOPHONIC ISOTONIC」(中村温姫)、「マイペース☆マイウェイ」(浜崎奈々)、「おまじない」(木戸衣吹)とソロパートが展開され、ブロック最後には「旅立ちのコンパス」やゲーム4周年記念楽曲「Harmony 4 You」といった、もはや”少し懐かしい域”に到達しつつある楽曲も披露され、コロナ禍で一時開催が見送りとなった7thライブをMCを見つつ思い返したり…

旅立ちのコンパス
H4U

Kアリーナが動物園に!?ソロ楽曲で引き立つ“ミリオンライブ!らしさ”

…したかと思えば、第3ブロックでは”日本全国をアイドルたちがツアーで巡る”とのコンセプトで開催されたゲーム内イベントシリーズ「ミリオンシアターシーズン」(MTS)より、頑張る人への応援ソングCHEER UP! HEARTS UP!」を披露したことで、MC明けにも関わらず会場は熱気MAXに。その勢いは衰えることなく、口ずさみたくなるビートや〈Yeah~!〉の掛け声が思わず出てくるユニット楽曲「夢みがちBride」につなげた。

CHEER UP! HEARTS UP!
夢見がちBride

以降も「絵羽模様」(郁原ゆう)、「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」(田村奈央)、「アニマル☆ステイション!」(原嶋あかり)、「たんけんぼうけん☆ハイホー隊」(稲川英里)、「流星群」(愛美)とソロ楽曲パートに突入。特に稲川プロは昨年8月のAct-2(名古屋公演)において惜しくも出演取りやめとなっていたこともあり、約半年越しに“大神環”としてステージに立てたことに喜びを顕わにしていた。

こうして横浜に動物園を持ち込みギター演奏に沸いた(?)、終始元気いっぱいのソロパートに続いて、6thライブで反響を呼んだ「昏き星、遠い月」や「dans l’obscurité」といったダークな世界観が魅力的なユニット楽曲をオリメンで披露。ここでは剣を振り闘志を燃やすパフォーマンスや、間奏中にユニットになぞらえたセリフの掛け合いといった、ライブならではの演出も伺えた。

昏き星、遠い月
dans l’obscurit e

その後、第4ブロックでは初っ端よりソロ楽曲パートとして「きまぐれユモレスク」(麻倉もも)で我々を底なし沼へと誘ったのち、「ローリング△さんかく」(渡部恵子)、「ライアー・ルージュ」(雨宮天)、「透明なプロローグ」(伊藤美来)、「Super Lover」(渡部優衣)などソロ楽曲が届けられ、カッコいいからカワイイまでそれぞれのアイドルの魅力をいかんなく発揮。なかでも月明かりに輝る、いつもと違う妖艶なナンバーの「Super Lover」について、後のMCで〈今日が満月だった〉ことに触れ、過去の披露に続くミラクルが再び舞い降りたと語っていた。

可愛く元気にカッコよく!ユニット&デュオ歌唱が畳みかける

この日のソロパートはここまで、以降は、扇子を手に添え、聞いて美しい見て美しい「矛盾の月」や歌詞の〈みんなのおかげ〉〈出会えた奇跡〉が感慨深い「カワラナイモノ」、ネオンが輝く「カンパリーナ♡」といったユニット楽曲が畳みかけるように舞い込む。

矛盾の月
カワラナイモノ
カンパリーナ♡

早くも最後の第5ブロックに突入すると、ホラーが主題のユニット楽曲「赤い世界が消える頃」「クルリウタ」や、前出のMTS楽曲「シークレットジュエル 〜魅惑の金剛石〜」「Shamrock Vivace」が披露られた。また、このパートではデュエットとしてMachico藤井ゆきよが「DIAMOND JOKER」を、南早紀香里有佐が「電波感傷」をで歌い上げ、それぞれが持ち寄るカッコよさを最大限引きだすステージが繰り広げられた。

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クルリウタ
赤い世界が消える頃
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【レポート】ミリオンライブ!「10thLIVE TOUR Act-4」DAY1―多彩なソロから息ピッタリのデュオまで、10年間の想いを詰め込んだ圧巻のステージ