今回レポートするのは、テレビの情報番組で紹介された無印良品の人気商品「湯せん調理ができるポリエチレン袋」。湯せん調理はもちろん、冷蔵や冷凍も可能な保存袋が40枚入ってお値段99円(税込)。このポリ袋に入れて冷凍しておいた食材を電子レンジで解凍後、そのまま湯せん調理することまでできるそう!


無印良品の人気商品、多機能ポリ袋をチェック
無印良品のネットストアでは星4.4(5段階中)※ と、レビュー高評価な「湯せん調理ができるポリエチレン袋」。
2024年1月中旬時点での評価



「湯せん調理ができるポリエチレン袋」99円/税込


枚数:40枚入り
サイズ:縦350mm×横250mm
厚さ:0.015mm
原料樹脂:ポリエチレン
耐冷・耐熱温度:-30度~100度



「湯せん調理ができるポリエチレン袋」の主な用途は、商品名そのままに湯せん調理と食品の冷蔵・冷凍保存。それと、電子レンジでの解凍も可能(加熱調理はNG)だそうで、パッケージ裏面に使用時の詳しい注意点が書かれています。


電子レンジの取扱い説明書にしたがい、様子をみながら少しずつ解凍すること。


では、商品を詳しく見ていきましょう。


◆意外と丈夫そう!
「湯せん調理ができるポリエチレン袋」は、とにかくコンパクト。ミシン目で切り離せるロールタイプのポリ袋が、ビニールのパッケージに収まっただけのシンプルな見た目をしています。


使用するときは、商品左端にある取出口をオープン。ビニール袋の中でポリ袋を転がすようにして1枚ずつ引っ張り出すのだけれど、全容が見たかったのであえて中身を出してみました。



ここだけの話、どうも横幅が短く見えて25cmもないのでは?と思っていましたが、1枚切り離してみると、両端が折りたたまれていたことが発覚。



広げてみると縦・横に十分な長さがあるほか、素材感がしっかりしている印象です。



>スーパーで使われているポリ袋より、強度が高そうな感じ。



ネットストアのレビューに、食材に下味をつけるときに使うという声が多かったのはそのためでしょうか。


しかも、1枚あたりの値段はなんと2.5円! それでいて、湯せん調理と冷蔵・冷凍保存、電子レンジでの解凍と4つの使い方ができるのだから、お得感がありますよね。


次は、気になる使用感をチェック!


ブロッコリーを湯せんしてみた
ここでは、「湯せん調理ができるポリエチレン袋」を使ってブロッコリーを湯せんしてみました。


まずは、ブロッコリーを小房に分けて塩水で洗ったものを、「湯せん調理ができるポリエチレン袋」に入れて空気を抜きます



パッケージ裏面に書かれた注意事項によると、水蒸気の膨張による袋の破裂を防ぐため、なるべく袋の口に近い部分で結ぶように…とのこと。それと、お湯の温度にも注意が必要。沸騰した状態では湯せん調理をおこなわず、とろ火~弱火でゆっくり熱を加えるようにと書かれています。


また、袋が溶けないように、鍋底には耐熱皿を敷き、湯せん中は鍋肌に接触させないように気をつける必要も。



少し面倒くさいけど、諸々の注意点をクリアしたら、あとはじっくりと待つだけ。弱めの火力で調理するため、いつものように熱湯で茹でるときよりも時間がかかります。


ただ、このあとがラク! 好みの柔らかさまで火を通したら、ポリ袋ごと湯から取り出して、粗熱をとり、そのままお皿へ。ザルで水切りをしなくていいので、洗い物が少なく済んじゃう。



ブロッコリーを湯に直接入れていないため、別の食材をポリ袋に入れて続けて湯せんすることだって可能。調理後は、鍋の湯を捨てて、サッと洗うだけでいい!


◆気になる味は…
熱湯で茹でるときのように、栄養が流れ出るのを防ぐことができる(ただし、熱に弱い栄養はまた別)のも、湯せん調理のメリットですよね。写真では少しわかりにくいですが、湯せんしたブロッコリーは色が鮮やかで甘みも感じられます。水っぽさがないので、歯ごたえを楽しみたい方におすすめかも。



※左が熱湯で茹でたブロッコリー、右が湯せんしたブロッコリー使い切れなかったブロッコリーは、「湯せん調理ができるポチエチレン袋」に入れて冷凍庫で保存し、電子レンジで解凍後にそのまま湯せんすれば、手間もかかりません。
使わないときは、ラップやアルミホイルなどと一緒に並べておいて、サッと取り出すことができる「湯せん調理ができるポリエチレン袋」は、自宅のみならずアウトドアのシーンでも活躍してくれそうです。


気になった方は、店舗やネットストアをチェックしてみてくださいね。※ 取扱い上の注意や使用時の注意は、パッケージ裏面に記載されています。


<文・撮影/高木沙織>


【高木沙織】「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi