●日本自然保護協会は、ソニーグループと協働する「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」で「第9回わぉ!な生きものフォトコンテスト」を開催。

●応募者1,156人、応募作品2,166点と過去最高となった。特別審査員の茂木健一郎氏(脳科学者)らによって、グランプリほか25作品を選出。

●今回から新設された「わぉ!グラフィック賞」の入選作品は、2024年3月より日本自然保護協会の会報『自然保護』の表紙に活用される。

●2024年3月より全国各地で入賞作品の写真展を開催予定。


公益財団法人日本自然保護協会(理事長 亀山章、以下NACS-J)は、ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)と協働する「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」の活動を通じて、生物多様性保全の普及啓発を行っています。

「わぉ!な生きものフォトコンテスト」は、写真を通じてみなさんの感動体験を多くの人と分かち合い、生物多様性の重要性を伝えたい、そんな想いで開催しています。第9回となる今回、応募者1,156人、応募作品2,166点と、過去最高の応募数となりました。特別審査員の茂木健一郎さん(脳科学者)、秋山 幸也さん(相模原市立博物館学芸員)、尾園 暁さん(昆虫・自然写真家)とともに審査を行い、グランプリはじめ入賞作品計25点が決定いたしました!

今回から新設された「わぉ!グラフィック賞」の入選作品は、自然保護の最新情報や自然観察ノウハウが詰まったNACS-Jの会報『自然保護』の表紙に活用されます。入賞作品は今後、全国各地で写真展の開催を予定しています。

入選

※授賞者名はペンネームを含みます。

わぉ!グランプリ

[賞品:デジタル一眼カメラ『α6700』(ILCE-6700)+ 高倍率ズームレンズ(SEL18135)]


作品名「ダツの反撃」 受賞者:坂本 誠

作品名「ダツの反撃」(受賞者:坂本 誠)

エピソード:ミサゴの狩りを狙っていると、すぐに真下の死角になる場所へ飛び込んだ! 目の前に現れたのは、大暴れするダツの姿でした。狙ってたミサゴよりダツが主役のシーンでした。


特別審査員:茂木 健一郎さん(脳科学者)
(講評)特別審査員:茂木 健一郎さん(脳科学者)

写真の凄いところは、生きものの「光」をとらえることができることだと思います。テクノロジーから見れば、最近の撮像素子やレンズの進化、画像処理のアルゴリズムによってもたらされた福音ですが、同時に、生物が懸命に生きる、そのありさまの中で、内側から放たれる輝きでもあります。この作品は素晴らしいですね。生きるために闘う、その一瞬の表情をとらえてハッとさせられます。自然の厳しさ、そして優しさ。一枚の写真を通して、生物多様性の奥行きを感じさせてくれます。ミサゴやダツにも、人間に目撃されるセレンディピティがあった。写真は地球という大自然に最後の「幸福」をもたらしてくれる、そんな深い真理さえ感じさせる作品です。

セレンディピティ:思いもよらなかった偶然がもたらす幸運

わぉ!博士賞

2名[賞品:デジタルカメラ『VLOGCAM(TM) ZV-1G』シューティンググリップキット]


作品名「ハンター」(morizou

作品名「カラコンに挑戦!」(nakim27)

わぉ!グラフィック賞

6名[賞品:受賞作品が表紙となった日本自然保護協会の会報、自然観察グッズ]

会報『自然保護』2024年3・4月号から2025年1・2月号の表紙に活用されます!

※会報の表紙に合わせ、縦長サイズにトリミングしています。


ChooChooTRAIN」(pikota)

「お食事、ゲット!!」(出口大芳)

「ママ、がんばる」(中島一輝)

「わぉ!!!」(富山隆志)

「ついておいで」(げたんは)

「てっぺん登場」(はしばわたる)

佳作

16名[賞品:粗品]

写真展スケジュール(予定)

最新の第9回作品に加え、第8回作品も並行して開催します!ご近所の方や、お近くにお出かけの際は、ぜひお立ち寄りください。

※各会場の詳細は、各会場のウェブサイト等をご確認ください。

※予定は変更になる場合がございます。

※Facebookページでも発信をしてまいります。https://www.facebook.com/wow.wow.biodiversity.project/


参考

【開催概要】

  • 主催:公益財団法人日本自然保護協会、ソニーグループ株式会社

    応募テーマ:わぉ!、おもしろい、感動した、人に伝えたいと思った自然のなかの生きもの(植物・動物)の写真とエピソード。

  • 応募受付期間:2023年11月1日(水)~2024年1月8日(月)

  • 審査員:茂木健一郎脳科学者)、秋山幸也(相模原市立博物館学芸員)、尾園 暁(昆虫・自然写真家)わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト事務局

  • 写真展:全国各地で入選作品の写真展を開催します。

「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」とは

生物多様性を守るには多くの人が自然を好きになることが大切。その想いから、NACS-Jとソニーが2015年に協働して立ち上げたプロジェクトです。自然観察会や保全活動などの自然に触れる「体験」と、フォトコンテストやFacebookによる発見や感動の「共有」。この2つの側面から、多くの方に自然のおもしろさや大切さを伝えています。

https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/eco/spotlight/waowao

公益財団法人 日本自然保護協会について

自然保護と生物多様性保全を目的に、1951年に創立。70年にわたり活動を続けてきた日本で最も歴史のある自然保護団体のひとつ。会員・サポーター約8万5千人。ダム計画が進められていた尾瀬の自然保護を皮切りに、屋久島小笠原白神山地などでも活動を続けて世界自然遺産登録への礎を築き、日本全国で壊れそうな自然を守るための様々な活動を続けています。「自然のちからで、明日をひらく。」という活動メッセージを掲げ、人と自然がともに生き、赤ちゃんから高齢者までが美しく豊かな自然に囲まれ、笑顔で生活できる社会を目指して活動しているNGOです。山から海まで、日本全国で自然を調べ、守り、活かす活動を続けています。

http://www.nacsj.or.jp/


配信元企業:公益財団法人日本自然保護協会

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