※本リリースは2024年2月8日に本社 G-Core Labs S.A により発表されたリリースの抄訳です。

ルクセンブルク、2024年2月８日 ― ルクセンブルクを本社拠点とするパブリッククラウド、エッジコンピューティング、AI、コンテンツデリバリ、ホスティングおよびセキュリティソリューションのプロバイダ Gcore は、Speech-to-Text 翻訳サービスをローンチしました。今回のリリースでは英語からルクセンブルク語への翻訳が無償提供されます。

ルクセンブルク発の先進サービス

このサービスは、英語からルクセンブルク語への無償翻訳機能で、海外駐在員を含むルクセンブルク国内居住者やルクセンブルク企業のニーズに応えるものです。Gcore の翻訳サービスでは、コミュニケーションを簡易に効率的に行うことができ、英語からルクセンブルク語へのSpeech-to-Text 翻訳に使用する高度 ML モデルには、Gcore Edge AIの先進性を活用した人工知能を適用しています。

MLモデルの学習には16,000時間に及ぶルクセンブルク語の録音が、高負荷コンピュテーションワークロードには高度な AI アクセラレーションが用いられています。学習プロセスには、SNT（Interdisciplinary Centre for Security, Reliability and Trust at the University of Luxembourg）から提供されたデータが使用されました。IPU（Intelligence Processing Unit） を有効活用することで学習と推論のスピードアップを実現し、ユーザ側のレイテンシの低減化と翻訳ツールをより快適に使える環境整備を実現しました。

ルクセンブルク語の多面的な展開文脈を推進

Gcore が本社拠点を置くルクセンブルクで、実践的なデジタルツールの作成と提供を、革新性を伴う形で実現したいという思いを長く抱いていました。今回の開発と提供は、ルクセンブルク国の言語の豊かさと多言語文化を育んでいくことを主旨とするもので、このツールはルクセンブルクの国言語を日常のさまざまなシーンで簡単に使うことができます。メッセージングアプリケーションや政府支援のチャットサービスでのルクセンブルク語の活用推進も、今後の可能性として大いに期待できます。企業や組織のIT部門がこのサービスを既存のコミュニケーションツールに組み込むことで、簡単に利用できます。（Andre Reitenbach、CEO、Gcore）

今回の Gcore Edge AI ツールは、高速で高信頼性の英語からルクンブルク語への翻訳を実現します。例えば、演劇、映画や音楽で、全録音を英語からルクセンブルク語テキストに変換するという用途が挙げられ、その代表例が映画の字幕です。
Gcore では現在、会議やイベントで利用価値が高いリアルタイム翻訳の実現に向けた取り組みを開始しており、ルクセンブルクで使用されている他の主要言語、フランス語、ドイツ語の追加を予定しています。Speech-to-Text翻訳は、多言語間コミュニケーションの重要な一形態となるでしょう。

モデルの改善・研鑽と、ルクセンブルク語翻訳の品質向上が継続して図られる、
この「AI-powered Speech-to-Text 」翻訳ツールは無償で利用可能です。
アクセス： Gcore Customer Portal
https://cloud.gcore.com/ml-model-hub/speech-recognition/create
利用方法詳細：Gcore demo video
https://www.youtube.com/watch?v=YpkI8HaTiTw

Gcore について
Gcore はパブリッククラウド、エッジコンピューティング、AI、コンテンツデリバリ、ホスティング、セキュリティソリューション分野でのグローバルリーダーです。本社はルクセンブルク、600超の従業員と世界各地に10の営業拠点を擁しています。Gcore の IT インフラストラクチャは自社運用、拠点は6大陸にまたがり、グローバル平均レスポンスタイムは30ms、ヨーロッパ、アフリカ、LATAM では屈指のネットワークパフォーマンスとして地位を誇ります。ネットワークは、Tier IVとTier IIIのデータセンタに配置された世界各地の160超のPoPで構成され、110超 Tbps の帯域を誇ります。
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