横浜F・マリノスハリーキューウェル新監督に母国オーストラリアも興味を寄せる。

横浜FMは25日、J1リーグ開幕節で東京ヴェルディと対戦。国立競技場に5万3026人を集めた青緑の美しき一戦は、31年前のあの日と同じく、トリコロールが2-1で逆転勝利を収めた。

今季就任のキューウェル新監督にとっては、J1初陣で見事に初白星。母国紙『news.com.au』は、横浜FMのACLベスト8進出を含め、「キューウェルが日本で好スタートを切ったようだ」とレポートする。

キューウェル新監督は、指導者キャリアを開始したイングランドで下部リーグの複数クラブを指揮した経験を持つが、トップディビジョンでの指揮は横浜FMが初。3代目のオーストラリアコーチは、先代2人に続いてJ1タイトル獲得といくだろうか。

その一方、前任者のケヴィン・マスカット監督が新天地で黒星発進となったことも紹介。

マスカット監督は今季から中国スーパーリーグ(CSL)の昨季王者・上海上港を指揮。マリノスvsヴェルディと同日の25日、初陣で上海申花とのスーパーカップに臨むも0-1と敗戦…宿敵とのダービーを落とし、3月1日のCSL開幕節へ向けて弾みをつけられなかった。

オーストラリアサッカー界は、アンジェ・ポステコグルー(現トッテナム)、マスカットキューウェルと、各国へ進出する指揮官たちの動向を気にかけている。