【傑作カバン大賞】忖度なしでガチ審査！ソフトキャリーバッグ部門ベスト3「バックパックにもなる二刀流に注目」の画像一覧
ライフスタイルの多様化が加速するなか、世間から求められているカバンとは一体どんなものなのでしょうか。「今本当に求められているカバンは？」をテーマに、この一年で発売された傑作カバンを厳選、それらをプロが審査してみました。
今回は「ソフトキャリーバッグ」部門ベスト3をご紹介。新時代にふさわしい『カバン・オブ・ザ・イヤー2024』のNo.1に輝いた傑作カバンに注目です！
「カバン・オブ・ザ・イヤー2024」審査員と審査方法は？
忖度なしのガチ審査を実施すべく、10名のカバンのスペシャリストが集まりました。審査員と審査方法はこちら。
10名のスペシャリストが審査（五十音順）
ライター／岡藤充泰さん
カバンと財布にこだわって30年のベテランライター。一周回ってリュックは一層式派。
シップスバイヤー／小川厚也さん
メンズドレス部門を担当するシップスの敏腕バイヤー。ビジネス＆フォーマルに強い。
株式会社ロフトバイヤー／小林幸司さん
センスのよさで知られるロフトを陰で支える物知りバイヤー。バラエティ雑貨を担当。
スタイリスト／小林知典さん
本誌をはじめ雑誌やWEBで活躍する人気スタイリスト。研究熱心で頼りになる存在。
スタイリスト／小孫一希さん
メンズファッション誌を中心に活躍するおしゃれ番長。着るもの、持つものは黒が基本。
株式会社ハンズバイヤー／坂本胡桃さん
旅行用などカバン全般を幅広く担当するハンズの凄腕バイヤー。確かな審美眼でジャッジ。
ボルシチ代表／辻井国裕さん
創立20年目のPR会社代表。これまで扱ったブランドは数知れず。圧倒的知識量を持つ。
スタイリスト／栃木雅広さん
雑誌、WEB、広告など幅広いメディアで活躍。特にドレススタイリングに定評がある。
ライター／横山博之さん
毎年数多くのカバンを吟味し、紹介してきたモノライター。トレンドの流れにも精通。
ライフブランディング代表／吉田泰則さん
伊勢丹メンズ館のバイヤーを経て独立。現在は個人向けスタイリングサービスを行っている。
5つの項目で総合的にジャッジ！
各部門、2023年1月～2024年1月発売のカバンから厳選。デザイン、素材、静音性、使い勝手、コスパの各10pt／合計50ptで審査。総合部門は、「ジャンルを超えてNo.1のカバン」を各プロに選出してもらい多数決により決定。
「引ける・背負える」の便利な2WAY！ハイスペックなのにシンプルな点が高評価
《ノミネート条件》
・5万円以下のモデル
・ソフトタイプの素材を使用
・引ける＆背負えるの2WAY仕様
旅行人気の再興とともに注目されるソフトキャリーバッグ。ブランドのスタイルが投影されたモデルが多出した。
岡藤さん「目を引いたのがエフシーイー。機能的なのにシンプルなのがいい」
小林さん「ミリタリーでいてモード感もあるデザインもかっこいいですよね」
辻井さん「防水性も軽量性も◎。旅行の頼もしい相棒になってくれそうです」
【第3位】長期旅行にも役立つ、充実の収納構造を採用！
イーグルクリーク
エクスパンスコンバーチブル インターナショナルキャリーオン
￥37,400
問い合わせ：エイアンドエフ TEL：03-3209-7575
【合計】36pt
デザイン・・・7pt
素材・・・・・8pt
静音性・・・・7pt
使い勝手・・・7pt
コスパ・・・・7pt
スーツケースのようなテレスコープハンドルや観音開きのメインコンパートメントを採用。内部には小物を整理できるジッパー付きメッシュポケットや荷物固定用ベルトも備わっている。W35×H54×D20㎝
トップには旅行用アクセサリーを取り付けられるラッシングポイントやポケットを装備。
「使い勝手を高めるディテールが◎！」（小林さん）
【第2位】デイパックな見た目と多数の収納スペースが魅力！
ジャンスポーツ
ドライバー8
￥18,700
問い合わせ：ユニグローブ TEL：03-5422-7544
【合計】39pt
デザイン・・・7pt
素材・・・・・7pt
静音性・・・・8pt
使い勝手・・・8pt
コスパ・・・・9pt
15インチのPCスリーブやドリンクを取り出しやすいサイドポケット、小物の収納に便利なオーガナイザーポケットなど、使い勝手を考慮した設計。デイパックライクなデザインも魅力的。W35×H53×D25㎝
複数のコンパートメントで構成。オープンのサイドポケットもあり、荷物を仕分けやすい。
「とにかく収納が多く使いやすそう！」（辻井さん）
【第1位】機能を徹底追求した質実剛健なつくり！
エフシーイー
コーデュラ ドライ 2WAYトローリー
￥49,500
問い合わせ：エフシーイーフラッグシップストアトウキョウ TEL：03-6452-5867
【合計】41pt
デザイン・・・9pt
素材・・・・・9pt
静音性・・・・8pt
使い勝手・・・8pt
コスパ・・・・7pt
48Lの大容量を誇るトローリー。昨春にリニューアルを果たし、フロントポケットの容量を大きく調整。さらにメインコーパントメントのファスナーを下まで開閉できるようにアップデートし、容量も増加させた。W40×H60×D20㎝
容量は迫力の48L。それもメインコンパートメント＆外ポケットだけのシンプル構造で、大型の荷物も収納しやすい。
「とにかく大容量でいろいろ使えるね！」（岡藤さん）
防水性のあるコーデュラ500デニール生地を特殊熔着処理して接合部に縫い目を生じさせず、優れた防水性を実現。止水ファスナーも採用。
「防水性がバツグンで頼もしいです！」（辻井さん）
シンプル構造＆軽量生地により、見た目に反して軽やかな仕上がり。両サイドにハンドルも用意され、色々な持ち方ができるのも利点だ。
「こんなに大容量なのに驚くほど軽いんです！」（岡藤さん）
ホイールは凹凸の大きなトレッドパターンを採用し、舗装されていない道の移動も考慮。半径も大きめでスムーズに動かせる。
「オフロード仕様で悪路も行けちゃう！」（小林さん）
肩ストラップのクッション性も◎！
取材・文／横山博之 撮影／坂下丈洋（BYTHEWAY） スタイリング／小林知典 モデル／タカシ
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