エマ・ストーン主演の映画「哀れなるものたち」が第80回ヴェネチア国際映画祭で「金獅子賞」を受賞。また、第81回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカルコメディ部門)と主演女優賞(エマ・ストーン)の2部門で受賞し、アカデミー賞(R)のノミネート発表では11部門へノミネートを果たした。

【写真】エマ・ストーンが天才外科医の手により蘇生する…

■映画「哀れなるものたち」とは

自ら命を絶った不幸な若き女性ベラ(エマ・ストーン)が、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)の手によって奇跡的に蘇生することから始まる。

蘇ったベラは“世界を自分の目で見たい”という強い好奇心に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)の誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出ていく。やがて貪欲に世界を吸収していくベラは、平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていくのだった。

■日本での興行収入が4億2000万円を突破し史上第3位に

日本での興行収入が4億2000万円を突破し、1月26日から劇場公開した本作は、公開3日間(特別先行含む)の興行収入成績でFOX/Disney配給サーチライト作品として、「ブラック・スワン」(最終興収23.8億)、「シェイプ・オブ・ウォーター」(最終興収8.9億)に次ぐ、史上第3位という輝かしいスタートを切った。

全世界での興行収入も2月25日時点で9,960万ドルにまで数字を伸ばし、コロナ後では「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」しか達成していない、限定公開作品全世界興収1億ドル超えも目前となっている。

ヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーン出演の映画「女王陛下のお気に入り」(2018年)はディズニープラスで配信中。

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