北村匠海が、長谷川博己が主演するTBS・4月期の日曜劇場アンチヒーロー」に出演することがわかった。長谷川扮する主人公の同僚弁護士役を演じる。ビジュアルとティザー映像(https://youtu.be/w5ZL6o5O0T8)が披露された。

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「電車に一本乗り遅れてしまった」「朝忘れ物をして取りに帰った」。日常のささいなきっかけで、正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう。本作では「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、長谷川演じる主人公を通して、視聴者に「正義とは果たして何なのか?」「世の中の悪とされていることは、本当に悪いこと、なのか?」を問いかける。

長谷川が演じるのは、たとえ犯罪者である証拠が100%揃っていても、無罪を勝ち取り、殺人犯をも無罪にしてしまう"アンチ"な弁護士。北村は、そんなヒーローとは言い難いアンチな主人公の事務所で働く同僚弁護士役で出演する。

北村は2008年に俳優デビューし、映画「君の膵臓をたべたい(17)で数々の新人賞を受賞。その後も数々の作品で活躍し、昨年は「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編」をはじめ4本の映画と3本の連続ドラマに出演したほか、Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」に主演し話題を集めた。

長谷川と北村は、映画化もされたドラマ「鈴木先生」や映画「セーラー服と機関銃 卒業」で共演。8年ぶりに長谷川と共演を果たした北村は、「別の世界では長谷川さんはかつて先生でしたが、『アンチヒーロー』の世界では共に弁護する仲間として、1日1日を過ごしております」とコメント。北村演じる弁護士が、殺人犯をも無罪にしてしまうアンチな弁護士にどう対峙していくのか、期待が高まる。

北村とプロデューサーの飯田和孝氏のコメント全文は以下の通り。

北村匠海

このたび、『アンチヒーロー』に出演します。北村匠海です。別の世界では長谷川さんはかつて先生でしたが、『アンチヒーロー』の世界では共に弁護する仲間として、1日1日を過ごしております。

ヒーローをアンチする。そこに正義はあるのか。そもそも正義とはなんなのか。誰のためにあるのか。他人か国か、それとも自分か。光があるなら影が生まれる。その影の中で生きる僕らの物語をどうかお楽しみください。

【プロデューサー:飯田和孝氏】

正義と悪の価値観は、年齢、環境、もしかしたらその日の体調、気分によって変化するものではないでしょうか? このドラマの登場人物たちもそれぞれの価値観で、アンチな弁護士と向き合い、正義と悪について考え、動いていきます。

北村さんとは今回初めてご一緒させていただきますが、強い意思、そして豊かで繊細な感受性を持った俳優さんだと感じました。役について話している中で、「微妙な隙間を縫っていくような役」と表されていましたが、画面を見ていると、キャラクターがもがき、心の奥から声を上げようとしている熱のようなものを感じました。

北村さん演じる弁護士の「心」が、視聴者にどのように届くのか、どう感じてもらえるのか、今から楽しみでなりません。どうぞ見守っていただければと思います。

主人公の同僚弁護士役で出演 (C)TBS