“フリスビー丼”の愛称でファンに親しまれた大手牛丼チェーン・すき家のレギュラーメニュー「まぐろたたき丼」(590円)が27日朝をもって終売。24日頃から売切店が続出し始め、ネットでは「もう売り切れていた…」「ショックすぎるぜベイベー」「アナウンス無しに終売すなーっ!」と反響が上がっている。
■まぐろたたき丼のビジュアル
すき家特製だれがかかったごはんの上に、まろやかな味わいのまぐろのたたきを盛り付けた「まぐろたたき丼」。
ハンバーグパティのよう盛り付けられたまぐろの身が特徴的で、そのビジュアルからネット上では“フリスビー丼”とも。お肉メインの同店においては名脇役的存在で、わさび醤油を垂らし、ネギと混ぜて食べる味がじつに美味しい愛すべきメニューなのだ。
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■新メニューとバトンタッチか
そんな「まぐろたたき丼」、24日にすき家ホームページを見た際は表示されていたが、26日午前、同じページを見ると「お探しのページが見つかりませんでした」と表示されていた。
公式からは一切アナウンスがなく、念の為すき家に電話して確認をすると「27日8時ごろに終売予定。しかしすでに大半の店舗で品切れでして…」とのことで、27日9時からスタートする新メニュー「海鮮ちらし丼」リリースとバトンタッチする形のようである。
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■タブレットからは光が消え…
以前も姿を消しては復活している不死鳥「まぐろたたき丼」。今回も将来的な復活の可能性は十分あるが、いつになるかはわからない。
いまのうち食べておこうと近隣6店舗の在庫を確認すると全部品切れ。7店舗目でようやく2食分だけ在庫があるという情報を得た。自転車を約15分走らせお目当ての店に到着すると、まだメニューに残っていた。
記者が注文し終えた瞬間、タブレットからはまぐろたたき丼の写真がブラックアウトし「品切れ」となった。ううう、さようなら…。戻ってこいよ。
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■ネットでは嘆きの声
この商品は食感がポイントだ。まぐろの旨味がこのたたき部分に凝縮されており、やっぱり今回も美味しい。正月買ったすき家の福袋に金券が入っていたので、それを使って会計。いいランチになった。
ネットでは、突然の終売に「なんでそんなことを…」「けっこう好きだったのにぃ!」「非常に残念…」と嘆きの声が多数上がっている。ただ一方で、27日より始まる、まぐろの切り身やイカが乗った新メニュー「海鮮ちらし丼」もじつにウマそうである。嘆いている暇はない。まぐろたたき丼の意志を受け継ぐこっちを明日からは食べるべきなのだ。
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