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いつでも映画やドラマ、アニメなどが定額で見られるNetflix。最近はオリジナルコンテンツも人気を博しており、クオリティの高さに定評がある。2月15日より独占配信中のドラマ『忍びの家 House of Ninjas』は、主演兼共同エグゼクティブプロデューサーを俳優・賀来賢人が務め、完成までに3年半を要した話題作だ。

そこで本誌は、「ハマったNetflix日本オリジナルドラマ」について、300人を対象にアンケートを行った(2月19日~)。

第3位は2023年公開の『君に届け

南沙良(21)演じる暗い見た目のせいで周りから気味悪がられていた女子高生が、鈴鹿央士(24)演じる明るく人気者の男子高生に気軽に接してもらえたことで前向きに変わっていく物語。2006年から連載された同名の漫画が原作で、2010年には多部未華子(35)と三浦春馬さん(享年30)主演で映画化されている。

《見かけで何と言われようと気丈に素直に生きていく主人公に共感した》(60代女性/パート・アルバイト)《ハッピーエンドで終わるので面白くて好きです》(30代女性/専業主婦)と、原作から好評だったストーリーは健在。漫画ファンにも《漫画が大好きで前作の映画も見ましたがまだキャストが違って新鮮でした》(50代女性/パート・アルバイト)と積極的に受け入れられているようだ。

第2位は2016、2019年公開の『深夜食堂:Tokyo Storie シリーズ』

繁華街の路地裏で夜中にだけ営業する食堂“めしや”を舞台に、訪れる客との小さな物語を描いたドラマ。作中では豚汁定食や、あさりの酒蒸しなどの料理が登場している。2006年から連載された漫画『深夜食堂』が原作で、アジア各国でもドラマ化されている。

深夜食堂マスターと客との関わりに加え登場する料理が温かく、《派手な話ではありませんが、いい話》(40代女性/その他)《美味しそうなお料理と人間模様が面白かった》(50代女性/会社勤務)など、ほっこりした雰囲気に癒されているようだ。《原作の漫画が好きだが、ドラマも漫画のイメージを壊さずいい感じだった》(60代女性/専業主婦)と原作漫画に忠実に再現されていると評価する声もあった。

第1位は2023年公開の『幽☆遊☆白書

子供をかばって亡くなってしまった主人公・浦飯幽助が“霊界探偵”として人間界で起きる
妖怪事件に立ち向かっていくアクションファンタジーである。北村匠海(26)や志尊淳(28)、本郷奏多(33)ら人気俳優が出演し実写化された。

四半世紀を越えての実写化ながら《キャラがかっこいい》(40代女性/会社勤務)《アクションシーンがよく作られていた》(60代女性/専業主婦)と、現代版も高評価。原作ファンも《CGを駆使しており、漫画の世界観とは違う演出だった》(40代女性/パート・アルバイト)《ずっと少年ジャンプで学生時代に読んでいた作品なので懐かしかった》(40代女性/専業主婦)などと、親しみながらも新しい刺激を楽しんだようだ。

漫画原作のオリジナルドラマが上位の3つに。原作に忠実な部分も相違も、全部含めて楽しめた視聴者が多かったようだ。