特定非営利活動法人聖母(以下、NPO法人聖母、代表:山田真人)は、全国の小学校から大学と提携し、探究活動や課外活動を通して、アフリカマラウイに対して給食支援を展開しています。その中で、学校法人光塩女子学園が設置する光塩女子学院中等科・高等科(以下、光塩女子学院、校長:烏田信二)と、学校法人白百合学園が設置する白百合女子大学(以下、白百合女子大学)との高大連携の取り組みを開始しました。

NPO法人せいぼは、2023年1月より光塩女子学院と特別授業を実施してきました。具体的には、国際交流やソーシャルビジネスの学びを深め、寄付を集め、現地に送金することで、大きな社会的インパクトを作ることに繫がるPBL(Project Based Learning-課題解決型学習)を実施しています。

この度、白百合女子大学が同じくカトリック系ミッションスクールという点、グローバルビジネスプログラム(GBP)を展開している点での親和性を受けて、光塩女子学院に対して、PBLにおける協働を通した高大連携に取り組みをするに至りました。その中で、NPO法人せいぼが両校を結ぶ学習の機会を継続的に提供することで仲介し、今回の取り組みの成立となりました。

NPO法人聖母と光塩女子学院の協働について

https://www.seibojapan.or.jp/charity-coffee-in-school-information-session/

・実際の授業の実施と展望

2024年2月7日に第1回の授業が行われ、留学や国内での国際支援活動、社会課題解決に繋がる活動に関心が高く、実際に取り組んでいる大学生と、これらの将来像に関心があり、NPOとの活動を体験してきた中学生、高校生が繫がり、有意義な時間となりました。

光塩女子学院は、2023年度においてNPO法人聖母とともにソーシャルビジネスの授業と実践を行い、自ら企画した寄付型のフェアトレードコーヒーの宣伝と販売によって、現地の給食で14,000食分の学校給食分の寄付となり、マラウイの小学校、幼稚園の支援に繋げています。ここに大学生のアドバイスや動機付けが加わり、中学生、高校生がさらに成長し、大学生もビジネスにおけるリーダーシップを発揮する場となることが見込まれます。

百合女子大学准教授で、グローバルビジネスプログラムコーディネーターを務める上野由佳氏は、「このような機会を頂けて非常に嬉しく思います。本学の学生達が大学で学んできたものを中学生、高校生と分かち合い、発揮することによって、相互に学びを深めることができます。」と期待を寄せています。

●グローバルビジネスプログラム(GBP)

https://www.shirayuri.ac.jp/course/sgbp/index.html

NPO法人せいぼの展望

今後も、こうしたNPO法人が教育セクター同士の「糊付け」になることで、緩やかな形の高大連携が実現できる機会を増やしていきます。光塩女子学院中等科・高等科の校長の烏田信二氏は、「NPOとの活動を通じた緩やかな形での高大連携の取り組みを始められることは、受け入れる中高にも、大学にとっても望ましい方向だと思う」と語っています。

今後もNPO法人聖母は、高校、大学を中心に国際支援、それを具体化するソーシャルビジネスの学びを軸とし、多くの学校との活動の幅を増やしていきます。

NPO法人聖母の学校法人との提携

https://www.charity-coffee.jp/school/

●その他 お問い合わせフォーム

https://www.seibojapan.or.jp/contact/

NPO法人せいぼ

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せいぼは、日本を拠点として給食支援プロジェクトを国際的に実施するNPOです。

私達は、世界中の貧困を改善するための架け橋になることを活動目的とし、学校給食プロジェクトを対象となっている現地の共同体と協力して実施しています。

学校給食は、教育、健康、男女平等の促進、食糧保障そして貧困削減など、多方面の利点があります。

URL: https://www.seibojapan.or.jp

配信元企業:特定非営利活動法人聖母

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