NPO法人防衛技術博物館を創る会(所在地:静岡県御殿場市、代表:小林雅彦)が、戦後復興の生き証人である「九五式軽戦車改造ブルドーザー」の修復・調査を行い、次の世代へ残すために、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて資金調達をおこなう。

NPO法人防衛技術博物館を創る会(静岡県御殿場市、代表小林雅彦。以下「防技博を創る会)」)は、機械技術遺産として防衛装備品を展示する「(仮称)防衛技術博物館」の収蔵品となる、国内外に残る旧軍車両の残存調査と里帰りの可否の調査を行ってきました。

戦車を改造した「戦車ブルドーザー(更生戦車)」は、その当時は治水工事や開拓事業に欠かせない機械力として活躍しましたが、1954年以降には急速に姿を消していきました。車両に関するまとまった記録も存在せず、今では断片的に細々と語り継がれているのみです。そんな幻の戦車ブルドーザーの内の1体、九五式軽戦車を改造した「九五式軽戦車改造ブルドーザー」が、今から10年ほど前に北海道の片隅で再発見され、縁あって私たちが入手することとなりました。

今回4度目となるクラウドファンディングでは、この九五式軽戦車改造ブルドーザーを次の世代にお渡しできるように修復作業を行い、その分解・組み立て過程でオリジナル車体の調査も実施しようと計画しています。
それら国内での修復費・調査費・保管料・各諸経費である、1,500万円をクラウドファンディングサービス「READYFOR」を通じて調達する運びとなりました。

修復には約1年の期間を見込み、2025年のGWに御殿場市内で修復完成お披露目会を開催する予定です。その後は御殿場を含め全国各地のイベントでの定期的な公開を行い、最終的には2027年に開館予定の(仮称)防衛技術博物館にて収蔵展示いたします。


プロジェクトURL:https://readyfor.jp/projects/type95HA-GOdozer/

【防衛技術博物館を創る会とは】

機械産業の継承、発展と、防衛意識の向上に寄与することを目的に、2010年から活動を始め、2012年から「特定非営利活動法人 防衛技術博物館を創る会」として活動を開始、10年以上にわたり「公立の防衛技術博物館」を日本に創るべく活動している。現在では、これまで過去3度のクラウドファンディングを通じて修復・買い取りを実現してきた「くろがね四起」「九五式軽戦車」を含め、国産防衛装備品等を保管・展示する「(仮称)防衛技術博物館」を2027年に開館することを目指している。YouTube:https://www.youtube.com/@npo4015

クラウドファンディングプロジェクト概要】

・プロジェクトタイトル:戦後復興の生き証人、九五式軽戦車改造ブルドーザーを次世代へ!

・募集期間︰2024年2月27日(火)~4月26日(金)  59日間

・目標金額:1,500万円

・プロジェクト形式:All or Nothing・通常型

・URL:https://readyfor.jp/projects/type95HA-GOdozer

・資金使途 :九五式軽戦車改造ブルドーザーの修復費および車体の調査費、クラウドファンディングの諸経費

リターン例(一部):オリジナルポストカード、特別編集記念DVD(修復の様子を収録)、体験(同乗/操縦)

クラウドファンディングとは】

インターネット上で支援金を募る仕組み。All or Nothingというルールで、目標金額に達成しなければ集まった支援金は全て返金になる。支援者は支援額に応じたリターンを受け取ることができる。

配信元企業:NPO法人 防衛技術博物館を創る会

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ