清水エスパルスは27日、今シーズン限りでの引退を発表した元日本代表FW岡崎慎司(37)からメッセージが届いたと発表した。

滝川第二高校出身の岡崎は、2005年に清水エスパルスへ加入してプロデビュー。闘志溢れる泥臭いプレーダイビングヘッドを武器に活躍し、公式戦通算154試合で49ゴールを記録した。

その後、2011年1月にシュツットガルトへ完全移籍すると、その後はマインツレスター・シティカルタヘナを経て、2022年8月からはシント=トロイデンに所属。レスター時代にはプレミアリーグ優勝に貢献し、クラブレジェンドの一人になった。

日本代表としても119試合に出場し歴代3位の50ゴールを記録。3度のワールドカップ、2度のアジアカップに出場してきた岡崎だが、26日に身体の限界を理由に今シーズン限りでの現役引退を発表した。

そんな岡崎は始まりのクラブである清水のファンに対してメッセージを送っており、これまでの感謝や引退を決断した心境を述べている。

エスパルスファンの皆さんへ。振り返ると、今の僕がいるのは間違いなく皆さんのお陰です。何度も清水エスパルスで、もう一度プレーする日を夢見たことか。でもその度に、人生は両方を選ぶことは出来ないんだと自分に言い聞かせて、ヨーロッパでの挑戦を選んできました。そして今回も、同じように自分自身で決断をしました」

「ただ、僕の心にはオレンジの魂があり、これからも一生残り続けています。今シーズンの最後まで、自分らしく全力を尽くしますので、応援してもらえたら嬉しいです。そして、シーズンが終わったら、改めて皆さんにご挨拶させてください。またお会いしましょう!」