【大人のデニム 最適解】話題の“神シルエット”ほか 傑作ジーンズ3本を厳選!気になるお手入れ10か条も伝授の画像一覧
かつて毎日のように履いていたデニムなのに、最近遠ざかっている……そんな人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、人気スタイリストが大人のデニム選びや着こなしを解説します。
これを参考にぜひデニムの魅力を再確認してみてください!神シルエットと噂のセミフレアほか魅力を再確認できる傑作3選が勢ぞろいしていますよ。
【1.セミフレア】“神シルエット”が話題のセミフレア人気が復活!
80年代のジーンズを基に型から作成されたシップスの別注品。美しいラインを描くセミフレアシルエットにセンタープレスも加わって、上品で大人っぽい穿きこなしが可能に。日本製デニム生地を用いた高級感もポイント。
デニム生地は世界一と称される日本製。縫製や加工なども日本の職人の丁寧さにこだわった。
白地にブランドロゴを描いたシンプルな革パッチは、クリーンで洗練されたイメージ。
スタイルに自信のない人ほどセミフレアで脚長効果を!
膝からすそにかけて広がっているフレアラインのジーンズ。ベルボトムやラッパズボンなどとも呼ばれ、年代ヒッピースタイルを象徴するジーンズとして、年代の日本でも爆発的にヒットした。「2024年はフレアジーンズの人気が復活します」と断言する栃木さんいわく、フレアより広がりの小さなセミフレアがポイントだそう。
「セミフレアはストレートジーンズと変わりなく、大人が気兼ねなく穿けます。すそが広がるシルエットのおかげで脚を長く見せることができて、シルエットもきれい。いつもと違った着こなしを楽しみたい人にセミフレアは絶対におすすめです!」
セミフレアが流行っている!?
ラングラー
ベルボトムWM1865
¥16,500
問い合わせ:エドウイン TEL:0120-008-503
セミフレアでもう一本おすすめしたいのがこちら、往年のライダースジーンズを現代風にアレンジした日本製本格デニムだ。レーザー加工による色落ちはストーンウォッシュを用いたような自然なヴィンテージ感がお見事。生地は無骨な14.4ozのスペシャルデニム。
【2.ワークスタイル】懐かしのアメカジスタイルはローテクスニーカーで脱力!
アメカジコーデに欠かせないワイドシルエットの定番ペインターパンツ。機能的な大きなヒップポケットやハンマーループ、スパナポケットなど特徴的なディテールを網羅し、タウンユースからアウトドアまで幅広く活躍。
ダンガリーのペインターパンツにはカラーデニムから色落ち、定番のヒッコリーまで豊富なバリエーションがラインナップされる。
大きなヒップポケットやスパナやブラシなどを入れるポケットもペインターパンツの特徴。
トリプルステッチによる縫製はワークパンツらしいディテール。ブルー×ホワイトが爽やか。
ゆったりしたシルエットは体形もカバーできる!
ゆったりしたシルエットに、ハンマーループやスパナポケットなどを装備したペインターパンツは、アメカジコーデの代表的アイテムの1つ。
「若い世代はビッグシルエットのTシャツを合わせるなど、ストリートな着こなしをする人が多いですが、きれいめなシャツやローテクスニーカーを合わせれば、カジュアルな大人の休日コーデにもハマります」と栃木さん。腰周りからストンと落ちるワイドシルエットだから、体形が気になり始めた人にもおすすめです!
【3.ダメージデニム】大人のダメージデニムはきれいにリペアされたモノを!
日本製のセルビッジデニムを用いて、職人によるリアリティのあるヴィンテージ加工が施されたロンハーマン デニム。コーディネートしやすい、ほどよくスリムなストレートシルエットで、大人の休日デニムに最高!
1つ1つ職人の手作業で施される加工は、長年大切に穿き込んできたようなリアリティがある。
高級感のある肉厚なレザーパッチはシンプルなデザインとホワイトカラーが爽やか。
爽やかに着こなしてワイルドよりこなれ感を!
2000年代に爆発的ブームとなったダメージデニムが、じわじわと人気復活の兆し。
「かつては肌が見えるような大きな破れが人気でしたが、令和では色落ちに清潔感があり、破れた部分はきっちりリペアされているような大人のダメージデニムが人気なんです。2000年代に茶髪でロン毛だった人たちも、今は立派な大人になっていますから、懐かしのダメージデニムをきれいかつ爽やかな大人コーデで着こなしてみてはいかがでしょうか!」(栃木さん)
《コラム》知ってる?デニムのお手入れ10カ条
①穿くたびに洗わなくてOK
②洗濯前にボタンやファスナーを閉じる
③洗濯前にロールアップを伸ばし裏返す
④ダメージジーンズには洗濯ネットを使う
⑤洗剤は中性、またはおしゃれ着用を使用
⑥他の衣類と一緒に洗わない
⑦洗濯が終わったらすぐに干す
⑧逆さに吊るして日陰に干す
⑨乾燥機の使用は絶対にダメ!
⑩洗濯は手洗いモードやドライコースで
生地を傷めてしまうジッパーやボタンは閉じてから洗濯。
ロールアップは洗濯前に必ず元に戻してホコリを取っておく。
デニムは裏返して洗う。ウエストを下にして干せば縮みも防止できる。
取材・文/岡藤充泰(ライトアウェイ) 撮影/村本祥一、坂下丈洋(BYTHEWAY) スタイリング/栃木雅広(quilt) モデル/タカシ
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