しのぎを削る一騎打ち、採用されるのはどっち?

軽装甲機動車の後継となる新型4輪車両

陸上自衛隊が導入を検討中の新たな装甲戦闘車両が2024年2月下旬、静岡県の東富士演習場近辺で目撃されました。

陸上自衛隊は、全国で運用している「軽装甲機動車」の後継として、次世代の装輪装甲車を導入する計画です。その候補として、GDELS(モワク)製の「イーグル」と、タレスオーストラリア製の「ハーケイ」、この2車種による比較試験を実施している最中です。

なお、前者は丸紅エアロスペースが、後者は三菱重工業がそれぞれ代理店として防衛省(防衛装備庁)に提案していることから、このたび撮影された画像でも、後者のフロントグリルには三菱グループシンボルマークである「スリーダイヤ・マーク(三菱マーク)」が付けられていました。

防衛省/陸上自衛隊が試験中のGDELS製「イーグル」(武若雅哉撮影)。