マークラインズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井 誠、http://www.marklines.com/) は、電気自動車の世界販売の約90%をカバーする主要15カ国を対象にグローバル市場における電気自動車の台数情報及び販売動向を分析した2024年1月の電気自動車(BEV/PHV/FCV)販売月報(商用車を除く、推計値を含む)を掲載しました。

対象国;中国、米国、日本、インドドイツフランス、ブラジル、英国、韓国、カナダイタリア、タイ、ノルウェースウェーデンフィンランド
注)過去の台数データの一部に修正が入りました。
  2024年1月よりタイを集計対象に加えました。
  中国の販売台数(出荷台数)は輸出台数を除く集計値となります。

電気自動車(BEV/PHV/FCV)のシェア
 主要12カ国とノルウェースウェーデンフィンランドの北欧3カ国(計15カ国)における1月の電気自動車販売台数は、90.0万台となった。前年同月比は65.4%の増加、前月比では37.5%減となった。1月単月でのシェアは19.0%で、前月と比較して5.7ポイント減となった。年末の大幅な台数増の影響で前月比では減少しているものの、昨年1月は販売台数が大幅に減少していたこともあり、前年同月比では大きく伸びた。

 HVの1月の販売台数は前年同月比14.9%増、前月比で18.3%減の31.7万台。シェアは前月から変わらず6.7%だった。

主要メーカーの電気自動車販売台数推移
 メーカー別(大手主要メーカー、Tesla、中国系大手電気自動車メーカー)の電気自動車販売台数推移は以下の通り。

 BYDが17.8万台で首位を維持。中国国内での販売台数こそ伸び悩んだが、国外での販売台数は前月比15.8%と増加している。2位はTeslaで10.7万台。Geelyが前月から順位を2つ上げ、8.1万台で3位に浮上。4位のVWグループは3.9万台減の5.1万台。GMグループは前月から10.7万台の大幅減となる3.6万台で5位だった。前月まで好調だった五菱宏光(Wuling Hongguang)MINIEVと五菱繽果(Wuling Bingo)の販売に急ブレーキがかかったことが影響した。

 Geelyが前年10月以来、4カ月ぶりのトップ3入りを果たす結果となった。年末からの反動で他社が足踏みする中、Geelyは前月から0.1万台減にとどまり、トップ5メーカーの中では落ちこみが最も少なく、安定した人気が窺える。BYDTeslaも前月比では台数を落としたものの、両社共に前年同期比で25%以上増加しており、幸先の良いスタートとなった。

このほか、国別/メーカー別/パワートレイン別の電気自動車シェアや販売台数推移を掲載しています。
・各国の電気自動車シェアと推移
BYDTeslaGeelyの電気自動車販売動向
・主要メーカーのパワートレイン別販売構成比
(参考)主要12カ国の自動車販売動向(全パワートレインを含む)

詳しくは下記リンク先をご覧ください。
https://www.marklines.com/ja/report/statistics_evsales_202401?rf=prtimes

マークラインズの情報プラットフォームは、EV・電動化に関する様々なコンテンツをご提供しております。下記リンクよりサービス紹介をご覧ください。
https://www.marklines.com/ja/lp/vehicle-electric.html?rf=prtimes
・電動車(HV/EV/PHV/FCV)販売台数
・5年後までの新型EVやxEVのフルモデルチェンジ情報
・電動車600モデル超のデータベース
・環境規制 (排ガス・燃費/CO2 等)
・EV関連部品(バッテリー、e-Axleほか)のシェア・供給情報、サプライヤー検索
・EVの分解調査レポート、電動パワートレインの展示会取材情報
・各国・地域の電動化政策、新興EVメーカーや電池メーカーの動向など最新ニュース

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