ABEMAオリジナル恋愛番組『恋する♥週末ホームステイ』(以下『恋ステ』)の新シーズン『恋する♥週末ホームステイ 2024冬』が、2月6日より放送開始。

参考:【写真】プリクラでやよいに急接近するしおん「ドキッとした!」

 本番組では、特別な3週間の週末を舞台に、高校生たちが日本全国のデートスポットへと足を運ぶ。彼らが求めているのはただの恋ではなく、“学校にはない恋”。真っ直ぐに、時にはがむしゃらに相手と向き合う6日間を経て、高校生たちは本気の恋を見つけることができるのだろうか。

 以下より、2月27日公開の4話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

 さらに今回は主題歌「告うた」を歌う有華が第4話のゲストとしてスタジオに登場。「(アプローチを)いつだって待つ」タイプであると明かし、スタジオMCたちと番組を盛り上げた。

 2週目の始まりは、恋ステ2023春からのリベンジメンバー・しおん(市原 志音)がやよい(宮城 弥生)をプリクラに誘う場面から。プリクラ内でのしおんからの急接近、空中ブランコでのナチュラルな手繋ぎ……など、クールに見えて積極的なアプローチに、やよいは「ドキッとした!」と嬉しそうな表情。そんなやよいは恋ステの醍醐味である“会えない期間”に、“いままで通り”かいら(東野 海来)としょうのことを考えていたことを仄めかす。

 一方、スマートに女子を誘うしおんの登場に焦りを感じている男子メンバーも。りあの(永安 梨愛)と水上アトラクションを楽しむしょう(宮本 翔)だ。スノボデートでのしょうのリードが刺さったのか、りあのも彼のことは“気になる人”として候補に入れている様子。しかし、カップルが成立した場合、2人は兵庫と北海道の遠距離恋愛になる。過去の恋ステでも「距離の壁」を気にするメンバーは多かったが、しょうとりあのにはどう映るのだろうか。

 そして今回は、しょうにとって「年下っぽさ」が大きな課題になる回となった。いつも明るく場を盛り上げ、スタジオからも恋ステ2024冬のムードメーカー・“しょうちゃん”の愛称で応援されているしょう。そんな彼の馴染みやすさは素晴らしい長所でもあるのだが、高校1年生のりあのから見て「中2」のテンションに感じられてしまう場面も。

 せっかく清水翔太の「君が好き」をかっこよく歌い上げたのに、〈だってこんな君を愛せるのは僕だけ〉の歌詞でややふざけてしまうようなお茶目な一面が、やよいの言うところの「弟みたい」な雰囲気に繋がっているのだろう。

 やよいの反応に「俺って振られたんですか?」と悲しそうな表情を見せたしょうだったが、りあのからは彼のありのままの一面も含めて好感を得ていそうな様子もうかがえる。今後の展開で、しょうの“恋愛モード”が見られることを期待したい。

 そして、各々が少しでも気になる相手と順番に時間を過ごすなか、一途に相手を思い続けているのがとしき(近藤 利樹)だ。昼から約束をしていたるな(川崎 琉菜)とのデートは、なんと寒空の下、2時間待った末に始まった。るなの「色々な人と話したい」という思いにも共感できるからこそ、仕方ない部分もあるのだが、凍えるような気温のなかで、るなのためを思って待ち続けたとしきの一途さが溢れた場面だった。

 さらに空中庭園展望台についたところで、としきがるなにサプライズ。としきは、2人の名前入りのハート型の鍵を用意しており、るなの好きな“神社”に見立てたデートスポットで彼女を喜ばせようとしていた。さらに、“会えない期間”を使って勉強したタロットカードを使った占いを披露。るなの次の日の行動を占ったときの回答が、“自分の思った通りに動けばいい”という結果になったのは、るなのかいらへの思いを知る視聴者としては少し複雑でもある。

 るなが思いを寄せるかいらも、絶賛悩み中……といったところだろうか。しおんと手を繋いだやよいが「恋ステで最初に手を繋ぐのはかいらがよかった」とアプローチをかけると、「上書きしたいわ、それは……!」と照れながらも手を繋いだかいら。

 しかし、かいら1人に気になる人を絞ったわけではなく、しおんのことも気になりつつあるやよいは「どっちも気になる、欲張りですね」とインタビューに答えている。現状、しょう・やよい・かいらの3人から思いを向けられているやよいが、日曜日に誰とデートすることになるのかが今後の展開を左右する鍵となりそうだ。

 日曜日のデートの様子が放送される次回の予告では、“会えるのは1人だけ”とのアナウンスが流れる場面も。気になる人が複数いるメンバーにとっては、誰かを選ぶ展開になることが予想できる。残された時間が少なくなるなか、このチャンスをものにするメンバーは一体誰になるのだろうか。

(すなくじら

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