公益財団法人公益推進協会 アディーレ未来創造基金(以下、アディーレ未来創造基金)は、「#奨学金返済支援プロジェクト」の2023年度受賞者を対象とした授与式を、2024年2月26日(月)に開催しました。

本プロジェクトは、奨学金返済が重荷となり、夢への一歩を踏み出せずにいる若者の、返済中の奨学金(2024年3月時点)全額を支援することを目的として発足しました。2023年10月から12月まで募集を行い、総額13億円超、約350名の方からご応募いただきました。そして、 4名の特別審査員を含む選考委員会による、厳正なる選考の結果、20名の受賞が決定しました。

受賞者の夢は多岐に渡り、実現への強い意志であふれていました。セクシャルマイノリティ向けのブライダルコンテンツメディア製作を目指す方、健康格差の解消に挑戦する方、 VR映像を使い、あがり症克服の支援を志す方など、取り組むテーマは様々です。

アディーレ未来創造基金は、若者が希望を持てるよう、本プロジェクトの継続を目指して参ります。今後の詳細については、実施が正式に決まり次第改めてご案内します。プロジェクトの詳細は、特設サイトで3月6日(水)からご覧いただけます。

特設サイトURL:https://www.adire-miraikikin.jp/

■主催者代表挨拶(公益財団法人公益推進協会 代表理事 福島達也)

貸与型の奨学金はまだまだ多く、返済が大変という認識が一般的になりつつあります、実際にそういった話題のニュースも見るようになり、そうした時代背景の中で大きな問題になってきました。

弊会も「奨学金の返済を支援」するということは初めてなので、このプロジェクトがどうなっていくか非常に楽しみです。皆さんには今日から夢に羽ばたいて欲しいと思います。

■発起人挨拶(アディーレ法律事務所 代表弁護士 鈴木淳巳)

今回応募者の皆さんそれぞれ、夢の実現に本当に強い気持ちがあることを嬉しく思いました。

アディーレ法律事務所は「身近な法律事務所」の実現、「法曹界のコンビニ」を目指していますが、夢の内容は違えど、それに至る想いはみなさんと同じだと感じました。

同時に私自身考えたこともないような夢を知ることができ、また、私自身も奨学金返済に苦労したことを思うと、本プロジェクトを実施して本当によかったと思います。

今回の企画がなかったら、もしかしたら「(夢を)あきらめる」という選択をしてしまっていた人がいたかもしれません。私たちが出来るのは奨学金の返済という足かせを外すことだけですが、みなさんには夢を実現するところまでしっかりと頑張っていただきたいと思います。

■授賞者と審査員の方々からのコメント

■応募テーマ:起業・転職チャレンジ

佐古田陽登(サコダヨウト) 様

LGBTQ+向けブライダルコンテンツメディアの制作と発信で、当事者が「幸せを自分事」にできる社会を創造したい。

【コメント】

自分が生きていて思い悩んできた事をどう解決すればよいか考えました。それを実現できた事をありがたく思います。自分の夢なんて大したことないかも?なんて思わずに、自分のストレートな気持ちを伝えてほしいし、踏み出せないときは大切な周りの人に後押ししてもらうと良いと思います。

YouTuber(登録者111万人)

ブレイクスルー佐々木 様

【コメント】

プロジェクト全体を通して、どの参加者からも熱い思いが感じられ、私自身良い刺激を得られる貴重な機会となりました。中でも特に良いと思えたのは自身の経験を通じて、同じような状況にある人々に希望を与えたいという強い願いが伝わってきた夢(アイデア)。情熱だけでなく、支援後のプランについて考え抜かれているかも評価のポイントとさせていただきました

■応募テーマ:海外チャレンジ

加藤万莉奈(カトウマリナ) 様

ヘルスコミュニケーションを通じて誤情報対策し、人々の健康格差を解消すること。

【コメント】

色々なニュースを見て安心して応募しました。自分の夢をかなえたいと思ったときに、奨学金がひとつの阻害要因になっていました、支援してくれることで自分の夢に硬い意思で挑めるかなと思うので、是非みなさん応募してほしいです。

株式会社ウツワ 代表取締役

ハヤカワ五味 様

【コメント】

どんなプロジェクトが集まるのか未知数でしたが、実際集まったプロジェクトを見ていくとすごい熱量に溢れていて驚きました。挑戦することは自分の都合だけでなく、世の流れを考慮した上でのタイミングがあると思います。何か障壁があってその流れに乗りたくても乗れないのはすごい勿体無いし、その障壁の1つを取っ払う素敵な取り組みだったと思います。今回はそんなことも考えながら、特にステキだなと思える夢を評価させていただきました

■応募テーマ:その他夢チャレンジ

板井昌太(イタイショウタ) 様

小学生が陸上競技を楽しみ、競技力向上に繋げられるクラブチームを作りたい。

【コメント】

奨学金が夢への負担になっていました。今回の受賞で夢に一歩踏み出せるのを嬉しく思います。奨学金で自分のやりたいことができない、と思っている人は、色々な人にも協力してもらって、夢に向かって羽ばたいて欲しいと思います。

株式会社シニアジョブ 代表取締役

中島康恵 様

【コメント】

幼少期のスポーツ環境の重要性はJ1のジュニアユース所属の経験から私も理解しています。部活動地域移行による危機をチャンスに変える挑戦をぜひ応援したいと思いました。同時に奨学金返済に悩む方の多さを実感し、継続的な取り組みの必要性を感じました。

■応募テーマ:その他夢チャレンジ

礒谷直也(イソタニナオヤ) 様

VRを使い、あがり症で悩む方々の一助になり、一緒に悩んで、一緒に克服したい。

【コメント】

まだ実感がないですが、ニュースの記事でプロジェクトを知り、社会人になってこういったチャンスがなかなかない中で、前向きになれるプロジェクトだと思い応募しました。改めて自分と向き合える時間をくれたことに感謝しています。

株式会社AMF 代表取締役社長

椎木里佳

【コメント】

今回応募のあった「夢」は全体的にご自身の体験談や周囲の環境からくる課題感を解決したいというプロジェクトが印象的でした。今回の審査を通して若者たちの、チャレンジへの高い熱量が伝わり、更に多くの若者に届くことを願っています。

配信元企業:公益財団法人公益推進協会 アディーレ未来創造基金 PR事務局

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