飛躍を続けてきたブライトンにあって欠かせない存在だった三笘。彼の長期離脱は、指揮官にとっても大きなダメージとなった。(C)Getty Images

 ショッキングなニュースが舞い込んだ。

 現地時間2月26日ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督は、ウォルバーハンプトンとのFAカップ5回戦に向けた記者会見を実施。そこで日本代表MFの三笘薫が背中の痛みと腰痛によって今季絶望となったことを明かした。英衛星局『Sky Sports』が伝えている。

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 今月18日のシェフィールド・ユナイテッド戦(プレミアリーグ第25節)で、腰の痛みを訴えて後半途中に交代していた三笘は、24日に本拠地で行われたエバートン戦(プレミアリーグ第26節)を欠場。その際にデ・ゼルビ監督は「ミトマがいないのは問題だ」と嘆いていたが、イタリア指揮官にとって最悪の事態となった。

「最悪だ。本当に最悪の状況だよ。シーズンの終わりまで我々はミトマを失うことになったんだ」

 そう会見で打ち明けたデ・ゼルビ監督は、「彼はシェフィールド戦の前から背中も痛めていた。これはチームにとって深刻な問題だ。ミトマは2、3か月もの間、プレーできなくなる。このままシーズンを終えることになると思う」と肩を落とした。

 プレミアリーグで実質2年目を迎えていた三笘は、今季の公式戦26試合で3ゴール、6アシストを記録。稀代のタクティシャンであるデ・ゼルビ監督のチームにあって絶対的レギュラーとして君臨していた。

 来月21日に北朝鮮との北中米ワールドカップアジア2次予選2連戦を控える日本代表にとっても、三笘離脱の影響は計り知れない。詳細は不明だが、無事の回復を願うばかりだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

「最悪。本当に最悪だ」三笘薫が腰の負傷で今季絶望 ブライトン指揮官もたまらず嘆き「我々はミトマを失ったんだ」