リヴァプールに所属するスコットランド代表DFアンドリューロバートソンに、バイエルンが関心を寄せているようだ。27日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

 現在29歳のロバートソンは、母国スコットランドのクイーンズ・パークの下部組織出身で、2012年7月にトップチームデビュー。ダンディー・ユナイテッドとハル・シティでのプレーを経て、2017年7月にリヴァプールへと加入した。1年目の途中から定位置を掴むと、2022年には当時のプレミアリーグにおけるDF登録選手の最多アシスト記録を塗り替えるなど、リーグを代表する左サイドバックに成長。リヴァプールで数多くのタイトル獲得に貢献してきた。

 来月に30歳を迎えるロバートソンだが、同紙はドイツの“絶対王者”であるバイエルンからの関心を報道。同クラブの左サイドバックを務めるカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスが、レアル・マドリード加入に向け個人合意に達したと報じられるなか、後任候補リストのトップにロバートソンの名前が挙げられていると主張した。

 また、リヴァプールロバートソンの現行契約が2026年6月30日まで残されていると伝えつつ、同選手が「自身の将来を巡る交渉の岐路に差し掛かっている」と指摘。バイエルンが、「世界中の左サイドバックに関する報告を収集している」と述べた上で、「今夏はロバートソンが新たな挑戦の誘惑に駆られるかどうかを見極める好機かもしれない」と説明している。

バイエルンからの関心が報じられたロバートソン [写真]=Getty Images