現役薬剤師でありながら、ミステリー作家として話題作を連発する紺野天龍。その最大のヒット・シリーズ『幽世の薬剤師』第1部が、遂に完結です。完結と同時に「第2部」と「コミカライズ」が発表された本作、物語がますます飛躍する中、作中の薬師と巫女のコンビにも大きな転機が……。二人が下した、運命の選択とはーー?


■書籍内容

薬剤師と、異界の巫女。運命の出会いは、世界を救う。しかし、その代償はーー。 「白銀の愚者」月詠の暗躍は、姉である「国生みの賢者」金糸雀を救うためだった。月詠の目論見通り感染怪異「幽世(かくりよ)の薬師」となった空洞淵霧瑚(うろぶちきりこ)は、彼女の求めに応じ、薬を処方する。だが、それは最悪の結果を招き……。想い人を失い、悲嘆に暮れる御巫綺翠(みかなぎきすい)。想定外の事態に、戸惑い苦しむ霧瑚。二人の運命は再び交わるのか。現役薬剤師が描く異世界×医療×ファンタジー、第1部完結。

■著者紹介

紺野天龍

1985(昭和60)年、東京生れ。2018(平成30)年、電撃小説大賞応募作「ウィアドの戦術師」を改稿・改題した『ゼロの戦術師』でデビュー。他の著書に『錬金術師の密室』『シンデレラ城の殺人』『神薙虚無最後の事件』などがある。

■書誌情報

書名 幽世の薬剤師6(新潮文庫nex刊)

著者 紺野天龍

発売日 2024年2月28日、電子書籍も同日配信開始

定価・電子書籍の希望小売価格 737円(税込)

ISBN 978-4-10-180281-X

配信元企業:株式会社新潮社

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