株式会社新潮社が去年3月に刊行した宮島未奈著『成瀬は天下を取りにいく』。まっすぐに我が道をいく主人公・成瀬あかりにどっぷり沼る読者が続出し、デビュー作でありながら17万部を突破する大ベストセラーになりました。また、本屋大賞ノミネート10作にも選出されて、ますます話題沸騰の作品となっております。そんな本作が、全国の学校司書さん達が運営するブックランキングで、立て続けに一位に選ばれました。


2月16日、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2023」が発表され、その栄えある第一位に『成瀬は天下を取りにいく』が選ばれました。投票した方からは「人にどう思われるか気にせず自分のやりたいことをやる成瀬がかっこいい。友達やクラスの中で気を遣ってしまう、自分の素を出せない、という人は読むと勇気を貰えます」と熱い応援メッセージを寄せて頂きました。

また、第10回「高校図書館職員が選ぶ高校生に読んでほしい本」でも第一位に選ばれました。こちらは市川学園、豊島岡女子学園、福井県立福井商業高校、都立国立高校のほか、各校の呼びかけに応じた8都道府県、47校、60名の学校職員の有志が運営する、独自のブックランキングです。   

その他にも、今年が初めての試みとなる「岐阜の学校図書館員が選ぶイチオシ本(仮称)」でも同じく一位に選出されました。

『成瀬は天下を取りにいく』は、既に神奈川県神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞)や京都府の私立学校の司書さん達が選ぶ「中高生におすすめする司書のイチオシ本 2023年版」でも“イチオシ本”として選出されており、全国各地の学校司書さんたちに広く応援していただいております。現時点で、受賞に至った文学賞とアワードを合わせると、驚異の13冠となりました。

◆「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2023」受賞にあたっての宮島未奈さんのコメント

カバーイラストの成瀬は西武ライオンズユニホームを着ています。ライオンズの本拠地である埼玉でイチオシ本に選ばれるなんて、運命だったのかもしれません。ぜひ高校生のうちに成瀬と出会ってください!

◆『成瀬は天下を取りにいく』内容紹介

「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。

M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。日々全力で我が道を突き進む成瀬から、きっと誰もが目を離せない。

◆書籍データ

【タイトル】成瀬は天下を取りにいく

【著者名】宮島未奈

【発売日】2023年3月17日

【造本】四六判

【本体定価】1705円(税込)

【ISBN】978-4-10-354951-2

配信元企業:株式会社新潮社

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