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 アメリカでは、警察・救急・消防の緊急通報は全て911に統一されており、何かトラブルが発生したらただちにこの番号に電話をするのだが、通話した内容はすべて記録される。

 この音声記録は、4歳の男の子が緊急通報してきたときのものだ。「助けてほしいの」という子供の声を聞いたオペレーターが「どうしたんですか?」とたずねたところ「Math(算数)のことなの」との返答が。

 まさかMath(算数)とは思わなかったオペレータはMouth(口)と解釈し、「口の中がどうしましたか?」と聞き返すのだが、それからのやり取りと、最後に母親が登場しオチを作っているあたりが相当面白い。

【画像】 引き算の答えがわからなかった男の子が911に緊急通報

kid call 911 for help with math

 緊急通報に全く緊急じゃないことで電話してくるのは迷惑行為であり、世界的に問題となっている。

 だが、今回の事案は、4歳の小さな男の子が困りに困りぬいた結果、緊急通報しちゃったという事情と、その流れがあまりにも面白かったので、かなり前のものなのだが、ネット上では何年おきかに話題になっているものだ。

 全部英語での会話だが文字おこしされているし、難しい言葉は出てこないので、英語の勉強にもなるかもしれない。

 記録されていた会話の内容を日本語に意訳すると以下のようになる。

・合わせて読みたい→9歳少女の機転が家族の命を救う。スマホのロックを解除する為、意識のない父親の顔を利用し緊急通報

オペレーター】: 911緊急センターです
【男の子】: 助けが必要なの
オペレーター】:どうしましたか?
【男の子】:算数(Math)のことなんだ
オペレーター】: 口(Mouth)に何かあったのですか?
【男の子】: 口(Mouth)じゃないの、算数(Math)の問題なの。手伝ってくれる?
オペレーター】: もちろんです。ではどこに住んでいるか教えてください
【男の子】: お家にこなくていいの。電話で助けて欲しいの
オペレーター】: もうしわけありませんが電話でお手伝いすることはできません。だれか助けてくれる人を家にお送りします
【男の子】: うーん、そっかー...

オペレーターは男の子が算数の問題で困っていることを把握するー
【男の子】: あのね、引き算なの
オペレーター】: 引き算の問題ですね
【男の子】: うん
オペレーター】: どんな問題なのか教えてください
【男の子】: 16から8を引くんだけど答えはいくつ?
オペレーター】: なるほど、それでキミの出した答えは?
【男の子】: よくわからないんだけど1だと思うの
オペレーター】: きみはいくつなの?
【男の子】: 4歳だよ
オペレーター】: 4歳!それは難しい問題だね
【男の子】: そう、まだたったの4歳なの

オペレーターは4歳と知り、少しだけ手助けをしようとするー
オペレーター】: わかりました、少しお手伝いしましょう
【男の子】: これが難しいんだけど、5から5を引くんだ。
【緊急オペレーター】: 5-5ね。それで、キミはどれだけだと思う?
【男の子】: 5だと思うんだ

ーここで男の子が電話をしていることを知った母親が乱入 ー
【母親】: ジョニー!いったい何をしてるの?
【男の子】: 今ね、警察の人がね、算数の問題を手伝ってくれているの
【母親】: 電話をかけるときに私がなんていったか覚えてる?
【緊急オペレーター】: 母親だ...
【男の子】: 助けが必要なときは誰かに電話しなさいっていったじゃんか!
【母親】: 警察に電話しろとは言ってないわよ!

なんだかんだで助けようとするオペレーターのやさしさ

 結局お母さんが気が付いて、この通話を止めてくれたようだが、4歳の男の子の迷惑電話に対し、オペレーターは少しでも力になってあげようとするところにやさしさを感じるね。

 しかも簡単に答えを教えるわけじゃなく、ちゃんといくつだと思う?と聞いてあげているところもすごい。

 このYoutube動画は2011年に投稿されたものなので、その頃はまだ今のようにスマホやスマートスピーカーもなかったため、この男の子はアレクサに頼むように緊急オペレーターを頼っちゃったんだろうね。

 実際に2018年に、アレクサに引き算の問題の答えを教えてもらっている男の子の動画が話題になっていたけど、デバイスの進化により、こういった子供による緊急通話も減っていくのかな?

written by parumo

 
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4歳の子供が緊急通報「算数の問題がわからないんです」オペレーターとの通話記録が面白い