イギリスウィリアム皇太子が、出席を予定していたコンスタンティノス2世の追悼式を直前にキャンセル。個人的事情を理由としたが、腹部の手術を受け療養中の妻キャサリン妃の容態に変化があったわけではないようだ。

【写真】英ウィリアム皇太子が公務に復帰 トム・クルーズとイベント出席

 Peopleによると、皇太子は現地時間2月27日ウィンザー城の聖ジョージ教会で行われた、ギリシャ王国最後の国王コンスタンティノス2世の追悼式に出席し、聖書を読み上げる予定だったそう。2023年1月に82歳で亡くなったコンスタンティノス2世は英王室とも親しく、皇太子の代父でもある。

 直前のキャンセルを余儀なくされた「個人的な事情」について王室は、キャサリン妃の容態と関係あるものなのか詳しく発表していないものの、情報筋によると、妃の体調は「引き続き良好」だという。妃に何かあったわけではないようだ。また、がんを公表している父チャールズ国王の体調とも関係ないとみられる。

 王室は今年1月17日に、キャサリン妃が腹部の手術を受けたことを公表。手術はあらかじめ予定されていたもので、成功を収めたとし、14日程度入院した後、自宅で療養を行い、公務復帰は4月になる見込みだとしていた。これを受け、皇太子はしばらくの間、家族と過ごすために公務を離れていたが、徐々に再開したところだった。

 なおこの日の追悼式には、コンスタンティノス2世の妻アンナ=マリア妃ら遺族が出席したほか、英王室からは国王の代理でカミラ王妃が出席。アン王女と夫のティモシー・ローレンス、娘のザラと夫マイク・ティンダル、アンドルー王子と元妻サラ・ファーガソン、娘のベアトリス王女と夫のエドアルド・マペッリ・モッツィらの姿もあったようだ。

ウィリアム皇太子、代父の追悼式出席を直前にキャンセル 妻キャサリン妃は順調回復 (C)Zeta Image