太平洋戦争中、敵潜水艦クジラを見間違えたこともあったとか。

「鉄の鯨」とは言い得て妙?

海上自衛隊が2024年2月22日、公式X(旧Twitter)において2枚の画像を公開し、注目を集めています。

それは、クジラ潜水艦、それぞれの写真を並べたもの。この投稿には「あけぼの(むらさめ型護衛艦の8番艦)から撮影されたクジラがやっぱりアレにそっくりだったので」という一文が付与されていました。

文章のなかの「アレ」とは、潜水艦を指しているようです。これは潜水艦がその形状や機能から鉄のクジラ、すなわち「鉄鯨」と呼ばれることに引っ掛けたものだったようで、この投稿に対し、SNS上では「パッと見、どっちがどっちだか分かりませでした」「確かに」「鉄の鯨とは良く言ったものです」などといったコメントが寄せられていました。

ちなみに、2024年2月現在、海上自衛隊には、おやしお型、そうりゅう型、たいげい型の3タイプ合計で22隻の潜水艦が配備されています。最も新しいのはたいげい型で、来たる2024年3月には3番艦「じんげい」が竣工・引き渡しの予定です。

浮上航行する海上自衛隊の潜水艦部隊(画像:海上自衛隊)。