カラパイアの元の記事はこちらからご覧ください

 ノルウェーでは今月、ハリケーン級の低気圧「Ingunn(インガン)」が接近し、過去30年で最大の嵐を引き起こした。

 暴風が吹き荒れ、荒波がたつ海の前で、気象情報を伝えていたお天気レポーターの男性は、地面に倒されてしまうのだが、その原因は波でも風でもなかった。

 吹き飛ばされた魚が顔面を直撃し、魚にノックダウンされたのである。

【画像】 嵐の中で中継をするレポーターにまさかの放送事故

 「Ingunn(インガン)」と命名された低気圧がノルウェー海を進み、ハリケーン級の風が吹き荒れる中、お天気レポーターの男性は、クリスチャンスン市付近の海の荒波の前に立ち、テレビ中継を行っていた。

 暴風で吹き飛ばされそうになりながらも必死にレポートを続けていたお天気おにいさん。何とか風に耐えていたのだが、まさか第三の勢力が存在していたとは、この時思いもよらなかっただろう。

1

 突如空中からすごい勢いで魚が飛んできて彼にヒットしたのだ。

 相当の衝撃を受けたようで、レポーターはバランスを崩し地面に倒れてしまう。さらにその直後、荒波に飲み込まれるという最悪の事態にまで発展した。

・合わせて読みたい→放送事故。スキー場から中継するレポーターの後ろで階段に悪戦苦闘するスキーヤー

no title

 この前代未聞の放送事故は、カメラマンデビッド・ヨーゲンヴァーグさんによって撮影されていた。

 映像は波に飲み込まれたレポーターが悲鳴を上げるところで終わっている。この後救助の手が入ったと信じたい。

 ノルウェーを襲った低気圧「Ingunn(インガン)」は、過去30年で最強の大嵐をもたらした。一部地域では風速が時速約193kmに達した。これはノルウェーの観測史上最高記録である。

 インガンは民家の屋根を次々と吹き飛ばしていき、大規模な停電や飛行機の欠航を引き起こしたが、幸いなことに今のところ死者は報告されていない。

 この魚でさえも例外ではなく、レポーターにヒットした後海に戻ることができたようだ。

References:Watch: Fish Hits Weatherman In The Face Before He Nearly Gets Swept Away Amid Norway's Storm / / written by parumo

・合わせて読みたい→ここは最も危険な通りとして知られてお...ガチャコ~~ン!言ってるそばから速攻衝突

 
画像・動画、SNSが見られない場合はこちら

レポーター、アウト!荒れ狂う海の前で中継を行っていた男性に魚が直撃【放送事故】