サウジ・プロ・リーグバルセロナの選手を注視しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

マンチェスター・ユナイテッドを退団したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを迎え入れ、その後も多くのスター選手をヨーロッパのトップクラブから獲得し続けているサウジアラビア。今夏の移籍市場でもその流れが続くのか、注目となっている。

当のサウジアラビア側は、勢いを止めるつもりなどさらさらないようで、バルセロナの3選手の獲得を検討。まずは、昨夏も獲得に動いたブラジル代表FWハフィーニャ(27)への再アタックが考えられるようだ。

バルセロナでの成功を求めているというハフィーニャは前回、年俸2000万ユーロ(約32億6000万円)のオファーを拒否。しかし、16歳スペイン代表FWラミン・ヤマルが台頭した今も中東からの誘惑に負けないのかは不明となっている。

一方、2022年夏にリーズ・ユナイテッドからハフィーニャを獲得したバルセロナは、このウインガーとの契約期間が2027年6月まで。移籍金5800万ユーロ(約94億4000万円)+ボーナス最大900万ユーロ(約14億7000万円)の減価償却費がまだ半分以上も残っているが、サウジアラビアの有力クラブからのオファーであれば問題はないとみられている。

また、バルセロナとの契約が残り2年となるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(35)が獲得候補に。すでに代理人には接触を図っており、クラブ側もその事実を認識しているという。

バルセロナ側としては、このストライカーのパフォーマンスに満足しているだけでなく、加入したばかりの19歳ブラジル代表FWヴィトール・ロッキの指導役になってもらいたいとも考えている模様。少なくともあと1年は残ってほしいようで、レヴァンドフスキ本人や妻も、現時点ではカタルーニャを離れる意思がないようだ。

最後に、サウジ・プロ・リーグは一流のGKの獲得も熱望。バルセロナとの契約を2028年6月まで残すドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(32)に目をつけているという。

まだ正式なオファーはないものの、テア・シュテーゲンがキャリア終盤に大金を得たいと考える場合は、移籍の可能性が出てくるようだ。

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