山陽電気鉄道株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:上門 一裕、以下「山陽電車」)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:シータン・キトニー)、株式会社みなとカード(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:加藤 浩一)、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重 孝好)、日本信号株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚本 英彦)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)は、2025年春から山陽電車の全駅で三井住友カード株式会社が提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したタッチ決済対応のカード(クレジット、デビットプリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等による鉄道乗車サービスを開始することを、発表します。


本サービスは、2025年大阪・関西万博に向けたキャッシュレス・チケットレス改札の取組みの一つとして行うものです。きっぷの購入やICカードへのチャージなどが不要で、お客さまがお持ちのタッチ決済対応のカードや同カードが設定されたスマートフォン等を改札機に設置する専用リーダーにタッチすることでご乗車いただけます。従来よりスムーズに乗車いただくことが可能となり、国内外の幅広いお客さまの利便性が向上します。

タッチ決済による乗車サービスの概要は次ページのとおりです。

タッチ決済による乗車サービスの概要 

※詳細および具体的なサービス開始日については、改めてお知らせします。

■サービス開始時期

2025年春(予定)

■乗車方法

お手持ちのタッチ決済対応のカード(クレジット・デビットプリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を、新たに改札機に設置する専用リーダーにタッチすることで、そのまま改札を通過しご乗車いただけます。

■対象駅

山陽電車 全49駅(専用リーダーを設置した改札機を、各改札口に1台設置します)

■決済ブランド

Visa、JCBAmerican ExpressDiners Club、Discover、銀聯

Mastercard(R)については、順次追加予定

■各社役割

■タッチ決済について

タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のカード(クレジット・デビットプリペイド)または、同カードが設定されたスマートフォン等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。ご利用いただける店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設等の店舗だけでなく、公共交通機関への導入も進むなど、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。

(※)一定金額を超えるお支払いは、カードを挿入し暗証番号を入力するか、サインによる本人確認が必要となります。


■タッチ決済乗降履歴確認方法

交通事業者向け決済および認証のプラットフォームを提供するQUADRAC株式会社のQ-moveサイト( https://q-move.info/ )にアクセスいただき、「マイページ」の会員登録手続きの後ご確認いただけます。


※上記画面は開発中のものです

■stera transit について


決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カード株式会社が、GMOペイメントゲートウェイ株式会社・GMOフィナンシャルゲート株式会社およびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されます。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。今後も、全国各地で導入を予定しております。

■PDF版プレスリリースはこちら

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