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2月23日、一般参賀に出席された紀子さま /(C)JMPA

2月23日天皇陛下お誕生日の一般参賀に出席された紀子さまですが、かなりおやせになられていました。かつては“紀子さまスマイル”という言葉が一世を風靡しましたが、この日は笑顔も弱々しく、お体が心配です」

そう語るのは皇室担当記者。

紀子さまの胃腸の不調を宮内庁が初めて発表したのは1月6日のことだった。

「昨年末からご体調がすぐれず、特に胃腸に強い症状が出ていたそうです。1月10日には東京都内の病院で内視鏡による胃などの検査を受けられましたが、がんや腫瘍などの異常は発見されず、担当の医師の診断は“胃腸の機能的な障害によるもの”でした。

現状、紀子さまは侍医と相談しつつご公務に臨まれています。しかし2月9日ケニア大統領夫妻を招いての宮殿での昼食会は、ご体調不良を理由に欠席されており、また一般参賀のご様子を拝見する限り、回復されていないようです。それにもかかわらず1月10日以降、6週間以上たちますが、紀子さまのご体調に関する追加の発表はなく、いまだ病名も明らかにされていません」(前出・皇室担当記者)

宮内庁内では、こうした状況に違和感を覚えている職員も多いという。

「もちろんプライバシーの保護は大切なことです。しかし原因やご回復状況などの情報がないと、ご公務の予定を立てることが難しくなります」(宮内庁関係者)

静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。

「上皇さまは前立腺がんや右心不全、美智子さまは乳がんや頸椎症性神経根症など、ご体調に異変があるたびに、病名や症状を詳しく公表されていました。それは“自分の体は、自分だけのものではない”と、公的な立場であることを強く意識し、国民に理解を求めようとされていたからです。

いっぽうで秋篠宮家は、眞子さんが結婚前に複雑性PTSDと診断されたことが発表されましたが、その治療経過などがきちんと説明されたとは言い難かったと思います」

ご成婚以来、美智子さまをお手本に研鑽に励んでこられた紀子さまだったが……。

「病名を明らかにされていないのは、紀子さまの強いご意向によるものと聞いています。

“病気を隠すべきではない”という美智子さまのお考えに反するものですが、これは初めてのことではないでしょうか。

ご症状はストレスによるものとも言われますが、病名や原因を明らかにすると、“何がストレスになっているのか”といったことも注目され、ご家族の内情についても詮索されてしまう可能性が高いのです。紀子さまは、美智子さまの教えに背いてでも、そうした事態を避けたいとお考えなのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

紀子さまが“スマイル”を取り戻される日はーー。