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長編アニメ映画クラメルカガリ」と「クラユカバ」のメインビジュアルと本予告が2作品同時に公開された。

【動画】佐倉綾音演じる地図屋の少女・カガリの姿収めた本予告

炭鉱の町・箱庭を舞台にした「クラメルカガリ」のビジュアルには、中心に佐倉綾音演じる地図屋の少女・カガリ、その背景に本棚や夕暮れに染まる市場をデザイン。右手に地図、左手にランプを持ったカガリが、今にも新しい道を探しに行かんとする姿が描かれた。カガリ幼なじみで同業仲間の少年・ユウヤ、先日発表された新キャラクター・伊勢屋、栄和島、シイナ、飴屋らもビジュアルに登場している。

「クラメルカガリ」の本予告は、オーイシマサヨシによる主題歌「僕らの箱庭」に乗せて、雑多で愉快な箱庭の日常が垣間見えるコミカルなものに。町で起きる爆発や地下から飛び出す謎の重機が出現し映像が進むほか、ユウヤからカガリに向けた「俺と一緒に来ないか?」というセリフも収められた。

一方「クラユカバ」のビジュアルは、神田伯山演じる主人公・荘太郎のこちらに向かって手を伸ばさんとする姿が印象的な1枚。「あなたもクラガリに曳(ひ)かれている」というキャッチコピーのように、“暗がり”の奥底へ落ちていくような構図で、キャラクターたちが描かれている。

集団失踪事件の手がかりを追ってクラガリへと向かう荘太郎の姿から始まる「クラユカバ」の本予告。装甲列車・ソコレに搭乗する部隊でタンネ率いる「鬼の四六三」の面々、“クラガリ”を牛耳るギャング福面党らが次々に登場すると、爆破入り乱れる大抗争の様子が映し出される。少しずつ真実に近づいていく荘太郎が告げる 「そろそろ種を明かすか!?」というセリフも収録。荘太郎が事件解決の芯を掴まんとする瞬間で予告は締められている。

「クラメルカガリ」「クラユカバ」は、塚原重義が監督を務め、4月12日に全国の劇場で同時公開。「クラユカバ」では塚原が原作・脚本も担当し、「クラメルカガリ」は、成田良悟が「クラユカバ」のスピンオフ小説として執筆したシナリオを原案に制作された。

映画「クラメルカガリ」

2024年4月12日公開

スタッフ

原作・脚本・監督:塚原重義
シナリオ原案:成田良悟
主題歌:オーイシマサヨシ「僕らの箱庭」
アニメーション制作:チームOneOne
配給:東京テアトル、ツインエンジン
製作:クラガリ映畫協會

キャスト

カガリ佐倉綾音
ユウヤ榊原優希
伊勢屋:大塚剛央
栄和島:細谷佳正
シイナ:森なな子
飴屋:悠木碧

映画「クラユカバ」

2024年4月12日公開

スタッフ

原作・脚本・監督:塚原重義
キャラクターデザイン:皆川一徳
特技監督:maxcaffy
操画監督:アカツキチョータ
美術設定:ぽち
美術監督:大貫賢太郎
音響監督:木村絵里子
音響効果:中野勝博
音響制作:東北新社
音楽:アカツキチョータ
主題歌:チャラン・ポ・ランタン「内緒の唄」
アニメーション制作:チームOneOne
配給:東京テアトル、ツインエンジン
製作:クラガリ映畫協會

キャスト

荘太郎:神田伯山
タンネ:黒沢ともよ
サキ:芹澤優
指揮班長:佐藤せつじ
松:狩野翔
稲荷坂:坂本頼光

(c)塚原重義/クラガリ映畫協會

「クラメルカガリ」メインビジュアル