ワイルド・スピード」で主演とプロデューサーを務めるビン・ディーゼルが、通算11作目にして最終章となる「ワイルド・スピード11(仮)」の近況について自身のインスタグラムで明らかにした。

同シリーズは、第10作「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」が2023年に公開。同作は2部作となる最終章の前編にあたり、後編となる「ワイルド・スピード11(仮)」への期待が高まっていた。だが昨年末、主演のディーゼルが性的暴行疑惑で元アシスタントから訴えられていたことをきっかけに、ディーゼルは公の場に姿を現していない。

原告によると、11年公開のシリーズ第5作「ワイルド・スピード MEGA MAX」の撮影中、ホテルの一室で性的暴行を受けたそうだが、ディーゼルは一貫して否定していた。

今回、ディーゼルが「ワイルド・スピード11(仮)」の始動を宣言したのは、法的トラブルが解決したためだとみられる。

「このグランドフィナーレは、単なるエンディングではなく、私たちがともに築き上げた素晴らしいファミリーを祝福するものだ」と、ディーゼルは抱負を述べている。

ワイルド・スピード11(仮)」は前作に引き続きルイ・レテリエ監督がメガホンをとる。2025年4月4日に全米公開予定。

画像は「ワイルド・スピード ファイヤーブースト」の場面写真 (C)UNIVERSAL STUDIOS