八木新宮線と十津川村営迫西川線を一度に踏破!

村営バスで「酷道」を行く!

日本最長の路線バスと“日本三大酷道”を行く路線バスを一度に踏破できるツアーが、2024年4月に実施されます。

日本旅行3月1日、1泊2日のツアー「日本最長一般バス路線八木新宮線と十津川村営“酷”道425号迫西川線」を発売します。

奈良交通の八木新宮線は、奈良県の大和八木から紀伊山地の県境を越えて和歌山県の新宮までを結ぶ日本最長の一般バス路線です。169.8kmの道のりを、停留所168か所、平均所要時間6時間半で走ります。

ツアーでは、八木新宮線で臨時に使われる日野「ブルーリボンII」前扉路線車を貸切扱いにして、定期便と同じ経路で停留所案内放送、運賃表、整理券発行機を稼働させながら走ります。

また、旧バス専用道(五新線)の終点・城戸駅に立ち寄るほか、十津川営業所・新宮車庫で撮影会を行います。

十津川村営バスの迫西川線は、十津川温泉~迫西川間を80分ほどかけて結ぶ路線です。運行ルートの国道425号は、和歌山県御坊市奈良県十津川村三重県尾鷲市と紀伊山地を横断し、未改良の細い山道が続くことから日本三大“酷”道の一つにも数えられています。

ツアーでは、この山道のルートを、日野「リエッセ」前扉路線車で定期便の増車という形で運行します。

通常の定期便は、八木新宮線が1日3往復、迫西川線が2往復と少ないため、乗り継ぎの旅は難しい状況ですが、今回のツアーでは1泊2日で往復をいっぺんに踏破します。

ツアーの出発・解散は大和八木駅、宿泊は新宮です。八木新宮線の復路は土休日の観光特急「やまかぜ」のルートを走ります。

出発日は、2024年4月13日(土)と20日(土)。旅行代金は、3万5000円~4万4500円です(1人あたり、大人・子供同額)。

申し込みは、3月1日15時から「日本旅行メディアトラベルセンター」ウェブサイトの予約ページで受け付けます。

国道425号(画像:日本旅行)。