PGYTECHは、最新のCFexpressカードリーダー内蔵ケース製品「CreateMate」のタイプA/SDとタイプB/SDバージョン(以下:CFA/CFBカードリーダー内蔵ケース)を正式に発表した。

CFA/CFBカードリーダー内蔵ケースは、CFexpressカード専用設計の世界初の一体型カード。便利な収納機能と超高速読み取り機能を兼ね備えている。

PGYTECHのマイルストーン製品として昨年6月に発売されたメモリーカードリーダー内蔵ケースの第一世代SDバージョンは、デュアルカード収納と超高速データ読み込み機能、携帯保護機能を搭載。ユーザーニーズに対する市場ギャップを埋め、写真愛好家のクリエーティブな要求に応えるものだった。同時に、同社にはCFA/CFBカードバージョンに対する要望も数多く寄せられたという。

プロのクリエーターの要求と厳格な品質基準に応えるため、PGYTECHの製品開発チームは 1年近くにわたり、徹底的なリサーチと1000回近いテストを繰り返してきた。その結果が、最新鋭のメモリーカードリーダー内蔵ケース「CFA」と「CFB」の発表となった。

これらの新製品は、デュアルストレージ機能と読み込み・書き込み機能を維持しつつ、SD 4.0 SD/Micro SDカード(高速カードアダプター経由)とCFexpressカードとの互換性があり、それぞれ312MB/秒と1000MB/秒という理論データ転送速度を達成した。

さらに、汎用性の高いスロット設計により、大容量ストレージニーズにも対応。CFAバージョンは3枚のCFexpress Type-Aカードを同時に収納でき、CFBバージョンは2枚のCFexpress Type-Bカードを収納可能だ。どちらのバージョンも3枚のSDカード、4枚のMicro SDカード、2枚のNano SIMカード、カードイジェクトピンを収納でき、幅広いユーザーの利便性と効率性を確保するとしている。

PGYTECH製品センター責任者のWei氏は、次のようにコメントしている。

Wei氏:PGYTECHの製品開発チームは常にユーザーを中心に考え、さまざまなシーンにおける写真愛好家の実用的ニーズを考慮し、ハイエンドの品質と革新性のバランスが取れた製品を開発し、スムーズなインタラクションと創造という要求に応えてきました。そのため、製品の実用性を考慮するだけでなく、利便性や保護の面にも配慮しました。

CFA/CFBカードリーダー内蔵ケースを例に取ると、屋外撮影の保護要件を満たすため、IP54の耐衝撃性、防塵性、防滴素材を採用。また、スマートフォンやタブレットと互換性をもたせるプラグ・アンド・プレイでアプリをインストールする必要をなくすため、標準的なインターフェイスType-Cを採用した。設計チームにより特別に再設計された標準のカスタムマルチファンクション・カードイジェクトピンは、迅速な取り付けと取り外しのための一時的なレンチとして使用できる。

CFA/CFBカードリーダー内蔵ケースは、ブラックとモスグリーンの2つのクラシックカラーで正式発売され、価格はいずれも99.95ドルと報告されている。

PGYTECH、最新のCFexpressカードリーダー内蔵ケース製品「CreateMate」2種を正式発表