ドラマだけじゃない誰にでもありうる妻の裏切り。それに気づけない夫が多いのも現実だ。今回は実例を元に妻が残した痕跡から気づくヒントを考えてみた。
◆しまむら妻の豹変。親権獲得のために我慢の日々……
「娘の親権を勝ち取るため、今は妻を“泳がせて”います」
そう語るのは近藤雄介さん(仮名・44歳)。妻は38歳で4歳の娘がいる。妻に異変を感じたのは昨秋にさかのぼる。
「これまで服はしまむらのカジュアルな服ばかりだったのに、薄い素材のスカートや体のラインが出るワンピースを着るようになりました。GUCCIなどメルカリで買ったブランド物の中古バッグが家に届くようにもなりましたね」
◆VIO脱毛まで…
さらにこんな異変も。
「化粧も濃くなりました。脱毛サロンにも通いはじめ、VIOまで脱毛したようです。それと『会社の飲み会』を理由に午前様になる日も増え、娘への当たりも強くなった」
逡巡の末、探偵事務所に駆け込むと結果はクロ。妻は職場の上司と男女の関係だった。
「年は50歳。独身貴族で外車を乗り回しているけど、はっきり言ってパッとしない中年。妻の趣味を疑いましたね」
◆密かな復讐計画
しかし今の日本ではたとえ妻の不貞が離婚の原因でも、男親の親権獲得は至難の業だ。
「弁護士からは妻が娘への虐待や育児放棄をしている証拠があれば有利だとアドバイスされました。先日も妻が飲み会に出かける前、グズる娘に怒鳴っている様子をしっかり録音しておきました」
すべては親権のため──証拠集めに奔走する近藤さんには、密かな復讐計画がある。
「妻が間男と密会中、娘を連れて家を出ようと考えています。帰ったら家はもぬけの殻、そのとき妻がどんな顔をするか……。もちろん逆ギレも怖いので、すでに地元の警察と児童相談所にも根回しをしていますよ」
近藤さんのXデーは近い。
◆<妻の裏切りのシグナル>
①服の好みが急に変わる
②全身脱毛に精を出す
取材・文/週刊SPA!編集部
※2月27日発売の週刊SPA!特集より
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