ASEANサッカー連盟(AFF)と東南アジアサッカー選手権のタイトルパートナーである三菱電機は29日、第15回大会を「ASEAN三菱電機カップ2024」として開催することや、新しい大会ロゴを使用することなどを発表した。

 東南アジアサッカー最強国を決める『東南アジアサッカー選手権』は、第1回大会の1996年より隔年で開催されており、同地域で最も盛り上がりを見せるサッカー大会として知られる。2022年からは三菱電機がタイトルパートナーとなり、第14回大会は「AFF三菱電機カップ」として開催された。

 第14回大会は、テレビおよびデジタルストリーミングプラットフォームで4億3,800万人を超える視聴者数を記録したほか、SNSなどのデジタルメディアチャンネル(Facebook、Instagram、TikTok、YouTube、X)では、大会関連のビデオ再生回数が42億回に達するなど、非常に大きな注目を集めた。

 そして今回、2024年に開催される第15回大会に先駆け、主催のAFFとタイトルパートナーの三菱電機は、大会名称を「ASEAN三菱電機カップ2024(ASEAN MITSUBISHI ELECTRIC CUP 2024)」に変更することを発表。また、新しい大会ロゴを使用することもあわせて発表された。

 「ASEAN三菱電機カップ2024」は、東南アジアの10か国の代表チームが参加する予定。組み合わせ抽選会は5月21日ベトナムハノイで行われ、本大会は11月23日から12月21日にかけて開催される。

 同大会の最多優勝国はタイ代表の7回で、2020年大会、2022年大会と2連覇中。タイ代表を率いる石井正忠監督は同大会史上初となる3連覇を目指すことになる。

「ASEAN三菱電機カップ2024」の新しいロゴ