4月1日から『WBS』(月曜日~木曜日よる10時00分〜10時58分/金曜日よる11時00分~11時58分)、『News モーニングサテライト』(月曜日~金曜日あさ5時45分~7時05分)がリニューアル。“経済報道”のテレビ東京が、この春さらにフレッシュな布陣でニュースを届ける。
■春の番組改編に合わせてリニューアル
『WBS』は、月曜日~木曜日が、相内優香(テレビ東京アナウンサー)と豊島晋作氏(テレビ東京報道局)がメインキャスターに。金曜日は、『WBS 週末版』として引き続き、大江麻理子(テレビ東京報道局キャスター)が週末の顔となる。
『News モーニングサテライト』のメインキャスターには、片渕茜(テレビ東京アナウンサー)と、新たに、角谷暁子(テレビ東京アナウンサー)の2名が朝の顔となることが決定。
両番組ともスタジオに本格的な VP(バーチャルプロダクション)を導入し、新しい発想でデジタル時代にふさわしい最先端のスタジオ演出を取り入れる。番組のロゴや音楽などのトータルデザインも含め大きく変化する。
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■『WBS』改編の強化ポイント
同番組は質の高い経済ニュース番組として進化。独自の視点と切り口で伝えることに一層こだわり、他では見られない経済コンテンツを伝える。さらに現場の空気がわかるリポートや最新技術を駆使したスタジオ演出を通して、臨場感と躍動感のある番組を目指す。
経済取材が豊富でフットワークの軽い相内アナウンサーと豊島氏の2人のメインキャスターが、スタジオでテンポの良い進行・解説を展開。また、引き続き解説キャスターとして原田亮介氏(日本経済新聞論説主幹)と山川龍雄氏(テレビ東京解説員)がわかりやすく解説する。
金曜日は、WBSメインキャスターを10年間務めた経験豊富な大江キャスターが引き続きメインキャスターを務め、コメンテーターとして経済ジャーナリスト・後藤達也氏(元日経新聞記者)を起用。1週間の経済ニュースが一気に理解できるコーナーを展開する。さらに翌週の世界の注目ニュースも先読み。
また日本最大級、月額550円の経済動画配信サービス 「テレ東BIZ」でライブ配信をスタートする予定だ。追っかけ再生機能、倍速再生機能などを使い、WBSの経済情報をコンパクトに時間短縮して視聴することが可能になる。
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■「丁寧に向き合いながら、お伝えしてまいります」
『WBS』を担当する3人からコメントが届いた。
相内アナウンサー:かつて10年間担当していた『WBS』に、メインキャスターとして3年ぶりに帰ってきました。『WBS』を離れていた3年間は、『Newsモーニングサテライト』のメインキャスターとして日々世界のマーケットを追い続けてきました。
目まぐるしく変化する世界経済の中で、日本企業はピンチをチャンスに変えてどのように成長力を高めていけるのか、1つ1つの経済ニュースに丁寧に向き合いながら、お伝えしてまいります。
1日の終わりに前向きに明日も頑張ろうと思える、日本のビジネスパーソンのみなさんに寄り添ったニュース番組でありたい、その一端を担えたらと思っております。
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■「スタジオに座るのは緊張感しかありません」
豊島氏:かつて番組のディレクターだった自分がスタジオに座るのは緊張感しかありません。テレ東BIZのYouTubeチャンネルでニュースの解説動画なども担当していましたが、今後は地上波がメインの仕事に戻ることになります。
YouTubeなどデジタルコンテンツの手法が地上波で通用しないことは理解しており、また別の緊張感も感じております。ディレクターや現場記者だったときの経験を活かし、新しい方法論を模索しながら国内外の経済ニュースを発信していきたいと思います。
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■「全力で取り組んでまいります」
大江キャスター:金曜日の『WBS』は、放送時間がよる11時からということもあり、これまでも月曜~木曜までとは趣の異なる企画を盛り込んできました。
この春からは、一足早く1週間のニュースをおさらいし、注目トピックを追跡取材する予定です。また、金曜日のコメンテーターには経済ジャーナリストの後藤達也さんをお迎えし、静かに熱い後藤さんの解説をじっくりお届けします。
私自身は、『WBS』のメインキャスターに就任したのが2014年の春でしたので、もう丸10年が経ったところです。相内・豊島両キャスターを盛り上げながら、金曜日の放送に全力で取り組んでまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます!
■『モーサテ』改編の強化ポイント
世界的に株高の展開が続く中、資産形成のための情報に対するニーズに応えるため、同番組は株・為替・金利・不動産などについて、より深掘りする方向で番組を強化。また、ゲストとして、企業経営者、経済政策の立案に携わる当局者などを積極的に番組に招き、「朝からニュースが飛び出す番組」に進化する。
春からのメインキャスターは片渕アナウンサーと角谷アナウンサーに。ニュース番組のみならず幅広いジャンルの番組で活躍してきた2人が最新のNYマーケット情報や難解な金融理論にずばり切り込む。マーケットに精通するベテラン陣、Z 世代の動向などに詳しい若手キャスターも登場。
VPを駆使する形で、世界の経済指標や株価、為替の動きなどを視覚的に表現し、より見やすいマーケット報道番組を目指す。
また、月額3,300円の有料配信サービス「モーサテプレミアム」が進化。世界が注目するアメリカの消費者物価、FOMCなどを“マニアックに”解説するコンテンツを拡充する。
■「私自身も勉強しながら向き合ってまいります」
メインキャスターを務める2人からのコメントがこちら。
片渕アナウンサー:日本経済はデフレからの脱却が近づき、日経平均株価は1989年末につけた史上最高値を更新しました。
「失われた30年」を生きてきた身としては、今後の日本経済がどのような姿に変容していくのか、未知の世界です。そして、この堅調さを維持できるかどうかはアメリカ経済の行方に大きく左右されます。
『News モーニングサテライト』では、専門家の詳しい分析と共に客観的な視点から世界のマーケット情報をいち早くお伝えします。日本、そして世界経済の新たな景色を一緒に眺めていきましょう。
■「私自身も勉強しながら向き合ってまいります」
角谷アナウンサー:テレビ東京に入社し、はじめて担当した報道番組が『News モーニングサテライト』でした。
『モーサテ』で3年半、マーケットの「いろは」を学び、その後『WBS』で3年、フィールドキャスターとして経済の現場を取材しました。また、『モーサテ』に戻ってきましたが、あのころの自分と比べ成長できているのでしょうか。
世界的な株高の中にあって、マーケットを動かす種は数多く蒔かれています。そのひとつひとつがどう芽を出し、どうマーケットを動かすのか。丁寧に、わかりやすくお伝えできるよう、私自身も勉強しながら向き合ってまいります。
■番組改編にご期待ください
テレビ東京報道局・局長の野口雄史氏からもコメントが届いている。
野口氏:(『WBS』に関して)4月からの『WBS』は「いま起きている経済ニュース」を臨場感と躍動感たっぷりにお伝えします。経済現場の取材が豊富でフットワークの軽い相内・豊島キャスターをメインに起用し、独自ニュース、独自の視点にこだわり、本格的なVP(バーチャルプロダクション)も導入し、新たな映像演出に挑戦します。
そして金曜日は『WBS 週末版』として、大江キャスターがその週に起きた重要な経済ニュースを自らも取材しながら深掘りしていきます。どうぞご期待ください。
野口氏:(『News モーニングサテライト』に関して)日本時間の夜から朝にかけて、つまり寝ている間に起きていた海外の経済ニュースをいち早くお伝えして視聴者のみなさんから好評を得ている『モーサテ』。
アメリカ経済への注目が集まる中、一層『モーサテ』の存在意義は高まっていると感じています。さらに日本では新NISAも始まり、投資への熱も高まっています。
そうした中で『モーサテ』は4月から片渕・角谷というフレッシュなキャスターを迎え、最新の世界経済とマーケットの動向をより深く、より多角的に伝えていきます。どうぞご期待ください。
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