日本サッカー協会(JFA)は29日、アメリカサッカー連盟および PGMOL(プレミアリーグのプロ審判協会)との「審判員交流研修プログラム」として、6名の審判員を招へいしたことを発表した。

2008年から、JAFは各国の審判員を招へいし、審判員やインストラクターの国際経験を積むための「審判員交流研修プログラム」をスタート。日本からも海外に行くことがある一方で、海外から招へいした審判員が、JリーグWEリーグ、国際試合を担当するものだ。

今回はアメリカとイングランドから3名ずつが来日。アメリカからはエルファス・イスマイル氏、パーカー・コーリーマイケル氏、アトキンス・カイル・トーマス氏が2月28日(水)から3月11日(月)にかけて来日する。

また、イングランドからはスミス・ルイス・ディーン氏、フィニー・ウィリアム・ジェームス氏に加え、FA女子スーパーリーグを担当する女性審判員のインペイ・ローレン・エリザベス氏も3月6日(水)から3月26日(火)まで来日する。

アメリカのトリオは、2022年のカタールワールドカップにも参加しており、ラウンド16の日本代表vsクロアチア代表も担当。また、決勝のアルゼンチン代表vsフランス代表ではイスマイル氏が第4審を務めていた。

6名は明治安田J1リーグ第2節から4節、明治安田J2リーグ第3節から5節、U-23日本代表の国際親善試合、WEリーグの第9節から12節、YBCルヴァンカップ1回戦で割り当てられる予定となっている。

なお、5月15日(水)から6月11日(火)にはドイツから1名、5月22日(水)から6月17日(月)にはポーランドから3名、6月12日(水)から7月1日(月)にhあイングランドから1名、9月11日(水)から9月30日(月)にメキシコから1名。現時点で時期は未定だが、カタールからも招へいが予定されている。