「100年のスピーカーの歴史」に聞こえにくさの解消という新しい視点を提示し、特許技術「曲面サウンド」をもってサウンド領域に新たな価値と可能性を提供する株式会社サウンドファン(所在地:東京都台東区、代表取締役社長:山地浩、以下:サウンドファン、以下「当社」)は、ミライスピーカー・ミニ(MIRAI SPEAKER Mini)を2024年2月29日より販売開始することを発表いたします。

「ミライスピーカー(R)」は、加齢などから生じるテレビの言葉の聞こえづらさを改善するスピーカーです。テレビの横に設置するだけで、聞こえづらい方でも音量を上げずに言葉がくっきりとクリアに聞こえるため、ご家族一緒に快適にテレビを楽しむことができます。搭載している独自技術『曲面サウンド』は、蓄音機のラッパ部分にヒントに開発された平板を湾曲させた曲面振動板によって、広く遠くまでハッキリとした言葉を届けることが可能です。実際に体験した方の87.9%※1の方が“聞こえ”の改善を体感されています。この技術は国内特許だけでなく、PCT世界特許及び台湾特許に出願済です。

「ミライスピーカー(R)」シリーズは、2020年5月に初の家庭用モデル「ミライスピーカー・ホーム」を発売し、当社のECサイトを主な販売チャネルとして販売台数を積み重ねてきました。2023年10月には、言葉をくっきりとクリアに聞こえるだけでなく、映画やドラマのようなコンテンツからの臨場感を求めるお客様の声に応え、上位モデルとして「ミライスピーカーステレオ」を発売しました。その結果、国内累計販売台数は20万台を超えることができました。※2

当社ECでの購入者の約半数は、ご家族へのプレゼントとして「ミライスピーカー(R)」を選んでおり、加齢により聞こえにお困りの方だけでなく、幅広い年代の方々にご購入いただいております。お客様からは「家族から大きな音を注意されないので安心」「言葉が聞き取れるのでテレビが楽しい」「両親も大変満足している」といった高い評価をいただいています。

一方で、「聞こえはいいが値段が高め」「プレゼントには少々高価すぎる」との声もありました。これを受けて、「ミライスピーカー・ホーム」の後継機として、聞こえ・機能・サイズはそのままに、より使いやすく、スタイリッシュなデザインにし、お求めやすい価格を実現した「ミライスピーカー・ミニ」を、耳の日(3/3)を目前にした2月29日に新発売いたします。

※1 調査期間:2021/10/26 ~2021/11/29 この期間に実施した購入者アンケート116名の結果を集計(返品された方は含まれておりません) 

※2 出荷台数で集計。2023年11月現在

言葉くっきりはそのままに、よりお求めやすく

聞こえやすい音を出す曲面振動板部分は進化させつつ、シンプルな構造にすることで、1万円台のプライシングを実現しました。

曲面サウンドらしさを大切にしつつ、主張しすぎないシンプルデザイン

曲面サウンドらしい扇形のフォルムはそのままに、正面から見るとテレビの視聴を邪魔しない黒い長方形に見えるシンプルでスタイリッシュなデザインに。

お客様の声を活かした、使いやすさへのこだわり

2ステップで簡単に接続できる「誰もが迷うことなく設置できる」ミライスピーカー。さらに、付属品が紛失しない工夫を施した「梱包箱」、図解入りで直感的に理解できる「取扱説明書」、テレビの大型化に合わせて「コードを長く」するなど、使い勝手の向上に努めました。

  • 生活の中での聞こえ/音に関する困り事、第1位「テレビの音」

当社の調査結果によれば、生活における「聞こえ/音」の困りごとで最も多かったのは「テレビの音」でした。30代以上の方々の約半数が何らかの問題を挙げており、そのうちの約3割が「テレビの音」に関連する困りごとを回答しています。30代から40代では生活音に紛れてテレビの音が聞こえにくいという問題が、50代では両親がテレビを大音量で視聴することによる困りごとが、60代以上ではテレビの台詞が聞き取りにくいという問題が挙げられました。これらの結果から、世代を問わずテレビの聞き取りに関するニーズがあることが明らかになりました。そのため、「ミライスピーカー・ミニ」の価格を抑えることにより、より多くの方々の日常生活を快適にするためのご支援をしたいと考えています。

*調査結果の詳細については、以下をご参照ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000042881.html

  • より多くの方にお使いいただくために、創意工夫を重ねました
    株式会社サウンドファン 代表取締役社長/CEO 山地 浩コメント

より多くの聞こえに困っている方々とそのご家族が快適な生活を送れるように「ミライスピーカー・ミニ」を開発しました。世界的な物価高騰の中でも、品質を犠牲にすることなく、創意工夫を重ね、1万円台のプライシングを実現しました。この製品を通じて、今後3年以内にミライスピーカーシリーズの国内累計販売台数100万台を突破したいと考えています。また、高齢化社会における『聞こえ』の問題は世界中で共通しており、2050年には世界の4人に1人が聞こえに課題を抱えると言われています※2。そのため、海外市場への展開もより強化し、日本が誇る独自のスピーカー技術で世界に存在感を示していきたいと思います。

※2出典:世界保健機関 https://www.who.int/news/item/02-03-2021-who-1-in-4-people-projected-to-have-hearing-problems-by-2050

  • 『サウンドドリブン人間活性業』をミッションに掲げ、より多く方々の聞こえを改善し明るく前向きに

当社は、「100年のスピーカーの歴史」に聞こえにくさの解消という新しい視点を提示し、特許技術「曲面サウンド」をもって、サウンド領域に新たな価値と可能性を提供する日本発のハードウェアベンチャーです。最も大切にしているのは、お客様への寄り添い。お客様の声に耳を傾けやすいD2Cモデルを中心に展開し、大手音響メーカー出身のベテラン技術者と家族・自身の“聞こえ”の課題と向き合った経験のあるメンバーが中心となり、暮らしに潜む“聞こえ“の課題解決に寄与する製品の開発に挑んでいます。

今後も、より多くの「聞こえ」にお困りの方々とそのご家族に、ミライスピーカーによる「聞こえ」の改善を提供し、明るく前向きに生活を送れるような事業を展開してまいります。

*「聞こえ」には個人差があります。

・振動板全体から音が出るので指向性が広く、部屋の中のどこにいても音が聞こえます。

・声の明瞭度や音声帯域の発音効率が高いため、音量を上げなくてもはっきり聞こえます。

・曲面振動板とドライブユニットのハイブリッド構造のため、位相ずれや遅れがありません。

【型式】コンパクト型アンプ内臓曲面サウンドスピーカー

スピーカー形式】新開発ハイブリッド方式曲面振動板スピーカーユニット(特許取得済)

【周波数特性】180Hz~20kHz(総合特性)*参考値

アンプ出力】15W(MAX専用設計デジタルアンプ駆動)

【入力/入力感度】3.5mmステレオミニジャック

【使用環境】温度-10℃~+40℃多湿環境での使用は避けてください。

【サイズ】W90mmxH154mm(最大突起含)xD200mm

【重量】約0.6kg(電源アダプター約100g別)

【電源】付属品 電源アダプター使用(DC IN 12V 1.5A)

【付属品】電源アダプター×1音声ケーブル(2m)×1(両端3.5mmステレオミニプラグ) 取扱説明書類 ×1 別紙「ミライスピーカーをより快適にご使用いただくために」×1

ミライスピーカー公式ECサイト
https://shop.soundfun.co.jp/Landing/Formlp/miraispeaker_home.aspx

  • ”音”そのものを変換する新技術 「ミライスピーカー(R)」独自の『曲面サウンド』とは

従来のスピーカーの振動板は、円すい形であるのに対して、「ミライスピーカー(R)」の振動板は、平板を湾曲させた形状となっています。この曲面振動板から発せられる曲面サウンドが、広く遠くまでハッキリとした音声を届け、言葉の「聞こえ」にお困りの方をサポートします。
*図はイメージです。実際の製品の振動板の色は黒ですが、形状を表現するために色をグレーにしています。

可視化が難しい音波ですが、ミライスピーカー特有の音波がなぜ生まれるのか、東京都立大学大久保准教授の協力により、振動板の動きからシミュレーション解析を行いました。従来のスピーカーとは異なり、高音域において、広範囲にしっかりと音を届ける音場がつくられることが確認されました。今後も、スピーカー100年の歴史を変える『曲面サウンド』の音について研究を続けてまいります。

  • 会社概要

会社名:株式会社サウンドファン   https://soundfun.co.jp/ 

本社:東京都台東区浅草橋1-32-6 コスモス浅草橋酒井ビル4F

設立:2013年10月7日

代表取締役社長:山地 浩

資本金: 50,000,000 円 (資本準備金含む:100,000,000円)

事業内容:テレビ等の音声を聴こえやすい音に変換するテクノロジー「ミライスピーカー(R)」の開発・製造・販売

配信元企業:株式会社サウンドファン

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